ラオスのターケークからタイのナコーンパノムまで国際バスを利用しました

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今年4月、ラオス中部のターケークからタイ東北部のナコーンパノムまで国際バスを利用したので紹介します。

タイ・ラオス国境にて
タイ・ラオス国境にて

当時熱波に見舞われていたバンコクに比べ随分と涼しかったターケークの街。日が落ちると心地よい風が吹いていました。

ターケーク中心部の街並み
ターケーク中心部の街並み

宿泊先はフレンチコロニアルスタイルの建物をリノベートしたインティラ・ターケーク(Inthira Thakhek)。中心部のメコン川近くにある便利な宿。

部屋の様子
部屋の様子
ホテル併設のレストランでビアラオを
ホテル併設のレストランでビアラオを


翌日午後2時少し前、宿の前にいたトゥクトゥクと交渉しバスターミナルへ。料金は30,000キープ(約230円)。国際バスが発着するバスターミナルは街の郊外にあり、メコン川沿いからは5kmほど離れています。

宿から15分ほどで到着。ターミナルの奥側がタイ行き国際バスの発着場になっていました。

ターケークバスターミナル

その発着場西側にある小さな建物がチケットオフィス(乗車券販売窓口)。

チケットオフィス
チケットオフィス

ナコーンパノム~ターケーク間の国際バスは1日4往復。ターケーク発は午前9時30分、午前11時30分、午後2時30分、午後4時30分の4本。

時刻表
時刻表

今回は午後2時30分発の便を選択。ナコーンパノムまでの運賃は37,000キープまたは80バーツ。この時の為替レートは1バーツ約500キープだったのでキープ払いの方が若干お得でした。日本円にすると300円弱といったところ。

乗車券
乗車券
バスを待つ人たち
バスを待つ人たち

午後2時25分、車掌の合図とともにぞろぞろと乗車。スーツケースはトランクルームに預けます。利用者は地元のラオス人・タイ人がほとんどですが西洋人の姿もちらほらと。

午後2時35分、定刻から5分遅れでバスターミナルを出発。この時点では座席は7~8割が埋まっている状況。

ナコーンパノムに向け出発
ナコーンパノムに向け出発

ナコーンパノムまでは第3タイ・ラオス友好橋を経由して向かうのですが、橋はターケーク街中から10km以上北側に位置しています。

25分ほど走り、午後3時過ぎに橋の手前にあるラオス側イミグレに到着。

ラオス側イミグレ
ラオス側イミグレ

ここでラオスの出国手続きを行います。スーツケースなどの大きな荷物はトランクに入れたままでチェックは無し。入国スタンプを押してもらう際、係官に昨夜どこに泊まったかを聞かれました。

外国人は手数料1万キープ(20バーツ)、ラオス人は8,000キープ。土日や時間外はさらに1万キープが必要との掲示。手続きはすぐに終わりトイレへ。

トイレから撮影したラオス側イミグレの建物
トイレから撮影したラオス側イミグレの建物

イミグレを通った先にバスが待っているので再び乗車。ただ、ここから乗ってきたラオス人が非常に多く車内は満席。ごった返しています。国境は立ち乗りで越える羽目に。

混雑する車内
混雑する車内

午後3時20分、タイに向け再出発。すぐに友好橋を渡ります。

メコン川
メコン川

午後3時25分、タイ側のイミグレに到着。入国カードに必要事項を記入し、荷物も全て持って入国手続き。タイの出入国カードは空路では廃止されましたが、陸路や海路では依然必須です。

荷物を全て持って入国審査へ
荷物を全て持って入国審査へ
タイの出入国カード
タイの出入国カード

審査場では特に何も聞かれず問題なく30日間の滞在許可が貰えました。次いでセキュリティチェック。X線検査機に荷物を通して無事完了。

時刻は3時35分。バスが停まっているのでスーツケースを再びトランクへ入れ乗客が揃うのを待ちます。タイ人や西洋人は簡単に入国審査を通過してくるのですが、ラオス人に対してはチェックが厳しいようでなかなか戻って来ません。

タイ側イミグレで出発を待つ乗客
タイ側イミグレで出発を待つ乗客

午後4時25分ようやく全員が揃い乗車開始。係員によるパスポートのチェックを受けてから乗り込みます。空いている座席を見つけ着席。

ようやく乗車開始
ようやく乗車開始

午後4時30分、バスターミナルに向け出発。結局ここで50分も待ったことになります。

友好橋からバスターミナルのあるナコーンパノム中心部までもやはり10km以上の距離があります。

バスターミナルに向け出発
バスターミナルに向け出発
タイでは舗装された道路が続く
タイでは舗装された道路が続く

午後4時50分、ナコーンパノム・バスターミナルに到着。

到着
到着

タイ側のイミグレでかなり手間取った影響で、ターケークのバスターミナルを出発してからここまで結局2時間15分もかかりました。

バスターミナルの様子
バスターミナルの様子

ナコーンパノムでは中心部のメコン川沿いにあるランドマーク・ナコーンパノムホテル(Landmark Nakhonphanom Hotel)に泊まりました。

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