バンコク・スワンナプーム空港の両替事情 同じ銀行でもフロアによってこれだけレートが違います

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バンコク・スワンナプーム空港内の両替所は協定レートが使われていて、どの銀行の両替所も全て同一のレートになっています。

スワンナプーム空港
スワンナプーム空港

唯一、地下のエアポートレールリンク駅付近だけは、厳密には空港ターミナルの外に位置しているため、このルールの適用外。そのため、比較的良いレートで両替をすることが可能です。

実際にどの程度違うのか、カシコン銀行(Kasikorn Bank)を例に両替レートを比べてみました(調査日:2023年9月3日)。



カシコン銀行の両替ブース
カシコン銀行の両替ブース

到着フロア(1階)にあるブースのレート(協定レート)は以下の通り。

到着フロアの両替レート
到着フロアの両替レート

日本円 0.2131
米ドル 32.30

このブースで1万円を両替すると2,131バーツ、100ドルでも3,230バーツにしかなりません。

一方、ターミナル地下に降りてARL駅改札近くにあるカシコン銀行のブースに行くとレートは以下の通り。

スワンナプーム空港地下の両替レート
空港地下の両替レート

日本円 0.238
米ドル 34.80(100ドル札の場合)

このブースで1万円を両替すると2,380バーツ、100ドルでは3,480バーツ。

同じ銀行の両替ブースなのですが、フロアが違うだけで日本円では10%以上、米ドルでも7%以上の大きな差が出ることになります。

ということで、スワンナプーム空港での両替を予定している方は、多少面倒でも地下まで降りてから替えることをおすすめします。