先日、ベトナムのホーチミンからラオスのビエンチャンまでLCCベトジェットエア(Vietjet Air)のVJ1831便を利用しました。その時の様子を紹介します。
この路線、今年2月に運航開始されたばかり。両都市を結ぶ直行便は現時点ではこれのみということで貴重なフライトです。
ホーチミンでの宿泊先はソン・アン3ホテル(Song Anh 3 Hotel)。安宿ですが部屋からの眺めは最高でした。
さっきのビーサンが置いてあったのはホーチミンの安宿ですが、眺めは最高でした pic.twitter.com/auRTaZGJQz
— アジアトラベルノート (@asiatravelnote) August 17, 2024
ここから空港までは配車アプリのGrab(グラブ)を利用。
午後1時30分、ホテルを出発。5分ほど待って乗車。車は新しい三菱のエクスパンダー。ベトナムでは良く見かける車種です。
日曜日の昼間の時間帯ということで特に渋滞もなくスムーズに進みタンソンニャット空港の国際線ターミナルに到着したのは午後1時55分。ホテルからの所要時間は25分。ホーチミンは市内中心部と空港が比較的近いのが便利ですね。
運賃は107,000ドン。これに空港入場料が別途1万ドン必要で計117,000ドン(約680円)。
今回搭乗するVJ1831便は午後4時出発予定。時間は十分あります。出発案内でチェックインカウンターの場所を確認するとGとの表示。
ベトジェットエアは日本路線などではオンラインチェックインに対応済みですが、ビエンチャン線は未対応。素直にカウンターに並びます。
多少列ができていたものの15分ほどで搭乗手続きが完了。
すぐに出国審査場へ向かいます。この空港ではいつものことながら審査場前は長蛇の列。
自動化ゲートもあるものの、残念ながら外国人旅行者は対象外。
列によって進み方にかなり差があったので、どこが早いかよく確認してから並ぶことをおすすめします。
結局、出国手続きが終わるまでたっぷり50分、さらにその後のセキュリティチェックも列ができていてこちらで約15分と計1時間以上かかりました。午後3時20分にようやく制限エリア(エアサイド)へ。
出発案内表示で再度搭乗ゲートを確認。VJ1831便は12番ゲートで予定通り搭乗が始まっているとの表示。早足でゲートへ向かいます。10~14ゲートは階下ということでバスゲートになります。
バスで飛行機に向かう途中、現在建設中のターミナル3のすぐ近くを走行。外観はある程度出来上がっていました。2025年中に供用開始予定とのことです。
ホーチミンのタンソンニャット空港で建設中のターミナル3(国内線用)。2025年中に供用開始予定 pic.twitter.com/6fqBiYHaay
— アジアトラベルノート (@asiatravelnote) July 31, 2024
午後3時35分、飛行機横に到着。機材は見慣れたエアバスA320型機。
機内に入り割り当てられていた窓際席に着席。出発の準備が整うのを待ちます。午後4時になって2台目のバスが横付けされ第2陣の乗客が機内に入ってきます。
この日の搭乗率は9割程度とかなり混んでいました。
隣はベトナム人の親子連れ。女の子が外を見たそうにしていたので声をかけて席を変わってあげることに。
午後4時30分、ドアクローズされ出発。天候は曇り。20分ほどで水平飛行に。すぐにラオスの出入国カードが配られます。
しばらくして機内食の販売開始。私はホーチミン市内で色々食べて来たので何も頼まず。ビエンチャンまではわずか1時間半程度ということもあって私以外にも購入する人はほとんどいませんでした。
ベトジェットエアのメニュー、以前は国内線と国際線の料金が併記されていたはずですが今回は国際線専用メニューになっていました。料金も全体に高くなったような気がします。
飛行中は大きな揺れもなく至って平穏。ビエンチャンのワッタイ国際空港には午後5時55分に着陸。
ビエンチャンの天気は薄曇り。5分ほどで入国審査を通過。審査場では顔写真の撮影とラオスに何日滞在するのかを聞かれました。「明日、国際列車でタイへ」と返答。
関連記事: 【ラオス~タイ鉄道旅】2024年7月に運行開始した国際列車でビエンチャンからバンコクへ
SIMカードはいつも通りahamo(アハモ)。国を移動しても何の操作もいらずそのままインターネットが使えるのは本当に便利です。
ラオスでは通信状況がそれほど良くない印象ですが、ネットワーク選択を手動にしてETL MOBILEを選択するとビエンチャンでは問題なく利用できました。
国際線ターミナルの到着フロアには銀行の両替所が2ブース並んでいます。レートは異なるため、両ブースを比較してから両替することをおすすめします。
この時はポンサワン銀行(Phongsavanh Bank)の方が高レートで、日本円やタイバーツ米ドルなどのレートは以下の通り(2024年7月時点)。
空港からビエンチャン市内中心部へはタクシー以外にエアポートバスも運行されています。
本数は多くないもののこの時はちょうどすぐに出発するバスがあったのでこれでビエンチャン市内中心部へ向かいました。