格安航空会社(LCC)のチケットは料金が安いかわりに返金はできないことがほとんどですが、韓国を発着する航空券については乗客側の理由によるキャンセルでも払い戻し可能ですので手続きを忘れないようにしましょう。
但し、返金対象となるのは運賃・諸税のみでオプションとして追加した受託手荷物料金や座席指定料金などは対象外としている航空会社がほとんどです。
また、払い戻し時の手数料・規定は航空会社によって異なり、セールなどで購入した航空券は手数料の方が高くついてしまう場合もあります。
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例として、チェジュ航空(Jeju Air)のソウル発成田行き片道チケットを105,200ウォン(11,927円)で購入したケース。
この時は自身の旅行予定変更のため数日後にキャンセル手続きを行いました。その時点で搭乗日まで31日以上あったため、同社の規定により手数料60,000ウォンを引いた45,200ウォン(5,232円)がクレジットカードに返金されました。
国際線運賃案内 | チェジュ航空 (料金・手数料欄を参照)
また、エアアジアグループの韓国線は当日でもフライト3時間前までであれば運賃の70%が戻ってきます。
韓国発着の予約があり、予約をキャンセルしたい場合には返金を受けられますか? | エアアジア
この時はタイ・エアアジアX(Thai AirAsia X)のバンコク発ソウル行き航空券をポイントで購入したのですが、搭乗前日に仕事の都合でキャンセル。すぐに申請を行うとその日のうちに運賃の7割にあたるポイントがアカウントに返還されました。もちろん、クレジットカードなどで支払った場合は返金という形になります。
そのほか、ZIPAIRやAirJapanなどもソウル線だけは払い戻しが可能。ピーチでは、払い戻し不可の「ミニマム」タイプの航空券をソウル線では販売しないことで対応しています。
ZIPAIR
払い戻し手数料は以下。
便出発前
東京-ソウル: 5,000円
ソウル-東京: 50,000ウォン
便出発後
東京-ソウル: 15,000円
ソウル-東京: 150,000ウォン
AirJapan
払い戻し手数料は以下。
便出発前
5,000円/60,000KRW(片道一人あたり)
便出発後
15,000円/180,000KRW(片道一人あたり)
予約した航空券のキャンセル・払い戻しはできますか | AirJapan
ピーチ
払い戻し手数料は以下。
スタンダード
搭乗の30日前まで: 1,000円
搭乗の29日前以降: 3,000円
スタンダードプラス
500円
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その他の韓国系LCCの払い戻し規定については以下にリンクだけ載せておきます。