チャンギ空港、ターミナル5の建設を開始 第1フェーズは2030年代半ばに開業予定

シンガポールのチャンギ空港(Changi Airport)は2025年5月14日にターミナル5(T5)の起工式を開催。第1フェーズは2030年代半ばに開業予定で、同ターミナル単体で年間約5,000万人の旅客輸送に対応できるようになります。

チャンギ空港公式サイトより
チャンギ空港公式サイトより

新ターミナルは第2滑走路と第3滑走路の間のチャンギ・イースト開発地区に位置し、現在の1~4ターミナル全体とほぼ同規模の1,080ヘクタールの敷地面積を持つ巨大ターミナル。

公共交通機関はMRTトムソン・イーストコースト線がT5まで延伸される予定で市内中心部へは直接アクセス可能。また、現在建設中の新路線MRTクロスアイランド線もT5まで延伸される計画があるとのこと。

コロナにより建設開始は当初予定より遅れたものの、コロナ禍以降はチャンギ空港の旅客数は過去最高を記録するなど今後も需要の増加が見込まれています。

完成予想図など。