Googleは、シンガポール及びマレーシア各都市の大気汚染の状況をほぼリアルタイムで表示する地図「Southeast Asia Fires」を公開しています。
東日本大震災時にも災害マップを作成した、Googleクライシスレスポンスチームの手によるもので、マレーシア及びシンガポールの気象当局の最新データやNASAが撮影した衛星画像の様子、また発生源であるインドネシア・スマトラ島のホットスポットの位置などが一目でわかるようになっています。
マレーシアではAPI、シンガポールではPSIとそれぞれ異なる名称を用いていますが、指標の値が意味するところは同じで、地図内の各マーカーの色によって大気の状況を判断することができます。
状態 | API/PSI | 色 |
---|---|---|
良好 | 0~50 | 緑 |
普通 | 51~100 | 水色 |
不健康 | 101~200 | 青 |
非常に不健康 | 201~300 | 黄 |
危険 | 300以上 | 赤 |
両国共にこのところ状況は改善していますが、例年9月頃まではヘイズの影響があるので引き続き注意が必要です。