ラオス国営航空 ビエンチャン―バンコク QV441便 搭乗記

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ラオスのビエンチャンからバンコクまでラオス国営航空(Lao Airlines)のQV441便を利用したので紹介します。

ラオス国営航空

この区間、現在LCCが就航していないため距離の割に常に料金は高めです。当初は、その中でも最も安かった、ラオセントラル航空(Lao Central Airlines)を使おうと考えていたのですが、今年5月より運休中とのこと。

さあどうしようかと色々調べていたらラオス国営航空が設立25周年のプロモーションをやっているのを見つけ、国際線が一律85ドル(諸経費込み)ということだったのでそれに決定。

ラオス国営航空は創設25周年

QV441便は午前7時35分発という早朝フライト。ワッタイ国際空港へは6時前に到着し、まずは1階にあるチェックインカウンターで搭乗手続きを済ませます。

チェックインカウンター

搭乗客はそれほど多くないようで待ち時間はゼロ。

朝食をまだとっていなかったため、ターミナル入口近くにあるカフェでパンとコーヒーを購入。そこでしばらく時間をつぶした後、イミグレーションのある2階へ向かいます。

出発案内表示

出国審査も待ち時間は数分程度。特に問題もなく通過し、制限エリア内へ。

国際線の出発ゲートは3つだけ。スペース的にもかなり狭く、ほぼ同じ時間帯に出発する昆明行きフライトの中国人客で結構混んでいます。

制限エリア内出発ゲート前

7時を過ぎた頃、予定通り搭乗が始まります。

出発ゲート

いざ出発。

Beelineの広告

ビエンチャン滞在中、一番目にしたBeelineの広告。

ラオス国営航空の機材

今回の機材はエアバスA320。LCCでもよく使われる機材ですが、こちらは142席(ビジネス16席、エコノミー126席)と、かなりゆとりのある仕様。

シート

シートはグリーンの革張り。結構くたびれています。

パーソナルモニター付き

一応パーソナルモニター付き。

機内の様子

この日の搭乗率は5割程度。前方は混んでいたものの後ろはガラガラの状態。Cクラスは1名のみ。ほぼ定刻に動き出し、離陸もスムーズ。安定飛行後、ドリンクサービスに続いて簡単な機内食が配られます。

機内食

フランス食文化の影響の残るラオスではどこへ行ってもパンがおいしく、このクロワッサンも結構美味。

フライト中で印象に残っているのは、客室乗務員が綺麗な人ばかりだったこと。この便が特別だったのか、あるいはこれが普通のことなのかは不明ですが。

客室乗務員

「シン」と呼ばれるラオスの民族衣装をアレンジした制服。

フライトアテンダントの髪飾り

髪飾りもかわいい。早く日本路線に就航すればいいのに。

この花は一般的にはプルメリアとかフランジパニーなどと呼ばれ、東南アジアではどこへ行ってもよく見かけますね。特に、ここラオスでは国花にもなっているそう。

ロゴマーク

ラオスでの名称は「チャンパー」。ラオス国営航空のロゴマークとしても採用されています。

バンコクまでのフライト時間は1時間とあっという間で、当初予定よりもやや早めに到着。静かなビエンチャンから来ると、スワンナプーム空港の巨大さ・人の多さに圧倒されます。

スワンナプーム国際空港

今回はバンコクまで直行便を利用しましたが、ビエンチャンからは陸路でタイに入国し、その後ウドーンターニー~バンコク間を空路で、という方法も結構ポピュラーです。

このルートであればタイ・エアアジアやノックエアなどの格安航空会社が頻繁に飛んでいるので、時間はかかるものの料金的には節約できます。