タイ・バンコクにある老舗のコーヒー店、ヒヤタイキー(เฮี้ยะไถ่กี่)の本店に行ってきたので紹介します。
場所は民主記念塔の北側で、ウィスットカサット交差点角。カオサン通りからもそれほど遠くはないですが、観光客にはなじみの無いエリアです。すぐ近くにあるホテル・デ・モク(Hotel De Moc)を目印にするとわかりやすいと思います。
より大きな地図で ヒヤタイキー本店(邢泰記) を表示
民主記念塔からだと、北側に伸びるディンソー通りをまっすぐ進み600メートルほど行った右手。小さなお店なので見逃さないように。
ヒヤタイキー店内の様子。
最近はバンコクのおしゃれなカフェなどはコーヒー1杯に100バーツも取る様なところがありますが、ここはホットコーヒー25バーツ、アイスコーヒー20バーツと良心的。
その他、ホットティー20バーツ、ホットココア20バーツ、ミルク25バーツ、トースト10バーツなど。
アメリカンブレックファストやハンバーガーなど洋食メニューが充実しているのも特徴。
もちろん、お粥など中華系のメニューもあります。
店内にはタイ国王と共に創業者の写真も。
お店のスタッフにいつ開業したのか聞いたところ、「ポー・ソー2495年」という答えが返ってきました。ポー・ソーというのはタイで使われている仏暦のことで、西暦に直すと1952年。今年で62年目ということになりますね。
漢字で書くと「邢泰記」。店名は創業者の姓「邢」に由来。
目の前がウィスットカサット交差点。前の通りは交通量がかなり多いものの、車道と歩道との間に緑が置かれ目隠しにもなっています。
開口部が大きくとられているため、心地よい風が吹き抜ける店内。
このヒヤタイキー、こう見えてもバンコク市内に全4店舗を展開するチェーン店でもあります。後の3つはサオチンチャー、パンファー、プララーム9(ラマ9世通り)。各店舗の様子などは以下よりどうぞ。タイ語ですが店の雰囲気はわかるのではないでしょうか。
ラマ9世通りの店などは、ザ・ナイン(The Nine)という新しいショッピングセンター内に入っています。なかなかのやり手ですね。
でも、一番レトロな雰囲気の残っているのはやはりここ本店でしょう。営業時間は店舗によって違いますが、本店は早朝5時から午後3時までとのことでした。
Googleストリートビューで見るとこの建物の1階部分。
大きな地図で見る