インドネシア・エアアジア ジャカルタ―バンコク QZ250便 搭乗記

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インドネシアのジャカルタからタイのバンコクまで格安航空会社のインドネシア・エアアジア(Indonesia AirAsia)を利用しました。

予約したのは出発の4日前。直前ということもありプロモーション等は一切無し。荷物を預けることを前提に考えるとスタンダードとプレミアムフレックスとの料金差があまりなかったため、自由度の高いプレミアムフレックスという航空券タイプを選択してみました。空港税なども含めた料金総額は約160万インドネシアルピア(約14,000円)。

プレミアムフレックスは20kgまでの受託手荷物が無料、座席指定が無料、機内食、優先搭乗、フライト日が2回まで変更可能などの特典が付いています。

今回搭乗するQZ250便は朝のフライトのため、泊まっていたオールシーズンズ・ジャカルタ・ガジャマダを午前4時半に出発。
 
このホテルはブルーバードタクシーが常駐していて安心です。タクシーに乗り込み運転手に「空港まで。ターミナル3ね」と言うと、すぐに「エアアジア?」との返事。

現在スカルノ・ハッタ国際空港のターミナル3を使っているのはエアアジアグループとライオンエアの一部国内線のみです。

さすがにこの時間帯では悪名高い渋滞もなく、「30分で着くよ」との運転手の言葉通り5時ちょうどにまだ薄暗い空港に到着。

スカルノ・ハッタ国際空港ターミナル3

スカルノ・ハッタ国際空港のターミナル3。

スカルノ・ハッタ国際空港ターミナル3

タクシーを降り、まずはターミナル入口で保安検査を受けます。

ターミナル入口

入口に係員がいましたが、乗客のターミナル間違いを防ぐのが主な目的のようで、航空券のみチェック。パスポートは提示する必要はありませんでした。

荷物をX線に通しターミナル内に入ると目の前がエアアジアのチェックインカウンター。向かって右側が国内線用、左側が国際線用となっています。

エアアジアの国内線チェックインカウンター

こちらは国内線用。

国際線用チェックインカウンター

こっちが国際線用チェックインカウンター。

事前にチェックイン済みだったため、バゲージドロップカウンターで荷物を預けて搭乗手続きは完了。ふと近くの柱を見ると、スカイトラックスによる空港評価のボードが張り出されています。

スカイトラックスによる空港評価

同空港は3つ星とのこと。でもこういうのって、普通は5つ星、少なくとも4つ星を獲得してから張り出すものではないのでしょうか?

ターミナル内の様子

ターミナル1や2に比べると新しいだけあって、館内はモダンで綺麗。1階にはBakmi GM、J.COといったインドネシアではお馴染みの飲食チェーン店やコンビニのサークルKなどがテナントとして入っています。

Bakmi GM

麺料理のBakmi GM。

サークルK

サークルK。

エスカレーター

特にやることもないので、すぐに出国審査場のある2階へ。

ターミナル内の様子

ここも両側にみやげ物店や飲食店が並んでいます。この先で国際線は左側レーン、国内線は右側レーンと分かれます。

出国手続き・セキュリティチェックを抜けると搭乗ラウンジ。国際線側にはボーディングブリッジは無く、搭乗の際には一旦地上階まで降りてから飛行機に乗り込むことになります。

搭乗ラウンジ

ここまでスムーズに来たため時間がかなり余ってしまいました。制限エリア内には免税店があるくらいで飲食店は無し。これだったら下で麺でも食べておくんだったと、かなり後悔。

エアアジアのランプバス

1時間ほど待ち、ようやく空が明るくなってきた6時20分頃に搭乗開始のアナウンス。搭乗ゲートから階段を下り、飛行機まではバスで移動。優先搭乗できるといっても、これだとあまり意味はないですね。

拡張工事中

途中、ターミナル3の拡張工事をしているのが目に入ります。

インドネシア・エアアジアのエアバスA320型機

インドネシア・エアアジアのエアバスA320型機。

座席

座席は非常口列の通路側、14C。普通の席より多少座席間隔が広い程度。

ほぼ定刻通りにドアクローズ。機内は見渡す限り空席がない満席状態です。離陸はスムーズ。水平飛行後、しばらくすると機内食が配られ始めます。自分は予約時にナシ・クニンをオーダー済み。

機内食

機内食と水。

メニューではナシ・クニン・マナドとなっていて、どんなものかと思ったらターメッリックご飯、ゆで卵、牛肉とポテトの炒め物、鰹フレークという内容。サンバル・バジャックを混ぜて食べるとなかなかいけます。

ナシ・クニン・マナド

比較的長めのフライトということもあってか、機内食が飛ぶように売れていました。周囲の人が買うとそのいい匂いにつられて他の人も買うという感じで、機内食がこんなに売れるのを見たのは初めてですね。

飛行中は大きな揺れもなく、快適な空の旅。

客室乗務員
インドネシア・エアアジアの客室乗務員たち。

「ブログに使うんで写真撮ってもいい?」と聞くと、ノリノリでポーズを決めてくれました。

そうこうしているうち、9時半頃に着陸に向け準備に入るとのアナウンスが入ります。「あれ?ずいぶん早いなあ」と思ったのですが、その後も順調に降下していき、無事バンコク・ドンムアン空港に到着。時刻は予定よりなんと45分も早い午前10時です。

ドンムアン空港の駐機場

このQZ250便、スケジュール上はジャカルタを6時55分に出発、バンコク到着が10時45分。ジャカルタとバンコクの間に時差は無いため、4時間近いフライトということになります。但し、実際にはかなり余裕を取ってあるようで、flightradar24を見ても、定刻通りに出発した場合は30分以上早着しているケースがほとんどです。

ドンムアン空港内に入り、入国審査場に向かうとIMMIGRATION HELPと書かれた制服を着た女性たちが。

入国審査場前の女性たち

何かと思ったら、列に並んでいる旅行者に対して、入国カードを持っているか、そして記入漏れがないかを事前にチェックしてくれています。このおかげもあって列は順調に進みます。いいサービスなので、ぜひ恒常的に続けてもらいたいですね。

ドンムアン空港到着フロア
ドンムアン空港の到着フロア。到着案内表示が緑色なのはやっぱり違和感が。