タイ国内の全空港で事前旅客情報システム費(APPS)を導入

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空港でのセキュリティ強化を目的に、タイの主要空港では昨年12月より事前旅客情報システム費(Advance Passenger Processing System, APPS)が導入されています。

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現在はスワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンラーイ、ハジャイ、プーケットの6空港に限定されていますが、今年中にこれをタイ国内32空港に拡大するようです。

ナコーンパノム空港

タイ政府観光局による上記記事内では具体的にいつからという記述はないのですが、サムイ空港に乗り入れているマレーシアの航空会社ファイアフライ(Firefly)は、今年5月1日搭乗分から乗客に35バーツを課すことを既に発表しています。

Please kindly be informed that Airports of Thailand Public Company Limited has implemented the Advanced Passenger Processing Service (APPS) fee of THB35.00 or MYR4.20 per passenger for all arrival and departure from Koh Samui Airport eff. 1 May 2016.
All bookings made for departure or arrival at the airport from 01 May 2016 onwards are subject to the collection of the tax. If your booking does not include this fee you may be asked to pay it at Firefly’s check-in counter.

おそらく他の空港でもこのタイミングでの導入となるのではないでしょうか。

APPSは空港税などと同様に航空券購入時に切り込みという形での徴収となるため、搭乗時に空港で支払う必要はありません。但し、予約時にAPPSが含まれていない場合は現地カウンターで直接支払うことになります。

金額的には100円程度なので大したことはありませんが、今後タイの空港を利用される予定の方は一応頭の片隅にでも入れておくと良いと思います。

なお、現時点での乗り継ぎ時のAPPS適用ルールは、タイ国際航空公式サイトに細かく書かれているので参照して下さい。