日本のコンビニチェーン アジアへの出店を拡大

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旅先で目にする機会も多いですが、最近アジアを中心に日本のコンビニエンスストアチェーンの海外出店が拡大しています。

2011年12月末現在、国内大手4社の国別海外店舗数は下記のようになっています。(国名で太字になっているのはアジアの国・地域)

ファミリーマート

韓国 6,682
台湾 2,824
タイ 671
中国 766
ベトナム 16
アメリカ 8

海外店舗数 10,967
国内店舗数 8,737

ミニストップ

韓国 1,675
フィリピン 327
中国 29
ベトナム 2

海外店舗数 2,033
国内店舗数 2,075

ローソン

中国 352
インドネシア 10

海外店舗数 362
国内店舗数 10,427

セブンイレブン

アメリカ 7,283
タイ 6,276
韓国 5,249
台湾 4,801
中国 1,792
メキシコ 1,351
マレーシア 1,328
フィリピン 689
オーストラリア 579
シンガポール 561
カナダ 469
デンマーク 196
スウェーデン 185
ノルウェー 164
インドネシア 57

海外店舗数 44,698
国内店舗数 13,718

最大手のセブンイレブンはアメリカと中国の一部店舗を除き資本関係を結ばないライセンス契約による展開のため、直接出資がメインの上記3社とは同列で語ることはできませんが、各社共にアジアへの出店数の多さは共通しています。

ファミリーマートは既に海外店舗数が国内店舗数を上回っていますし、ミニストップも近いうちに数字が逆転しそうです。

海外出店が遅れていたローソンは中国、インドネシアを中心に店舗を拡大し、インドやベトナムなどへも出店の準備をしているようです。

積極的な海外展開を進めているファミリーマートは今年中に新たにインドネシアとフィリピンにも進出する予定です。