昨日11月22日、シンガポール・セントーサ島のリゾートワールドセントーサ内に、マリンライフパーク(Marine Life Park)という巨大水族館がオープンしました。
公式プレスリリースによると、メインアトラクションのシー・アクアリアム(S.E.A. Aquarium)には、東南アジアからアラビア海に至る800種、計10万匹以上の海洋生物が集められているそうです。
また、シー・アクアリウムのメイン水槽のビューイングパネルは、幅36メートル、高さ8.3メートルあり、これは世界最大の大きさとのこと。
これを製作したのは日本のアクリルパネルメーカー、日プラで、いまや世界中の水族館の大型アクリルパネルはほとんどこの企業が作っているといっても過言ではありません。(日プラの国別実績物件表PDFファイル)
シー・アクアリウムの入場料は、大人29シンガポールドル(約1,900円)、子供と60歳以上のシニアは20シンガポールドル(約1,300円)。年間パスも発売されており、こちらは大人88シンガポールドル(約5,700円)、子供と60歳以上のシニアは59シンガポールドル(約3,800円)です。
公式サイトを見ると、今のところごく一部のみ日本語対応となっていますね。
シンガポールの水族館というと、今までは同じセントーサ島内にあるアンダーウォーターワールド(Underwater World)が有名でしたが、今後はこちらが注目されることになりそうです。
ちなみに日本最大のタンクを持つのは、沖縄美ら海水族館にある「黒潮の海」水槽で、アクリルパネルは幅22.5メートル、高さ8.2メートルあります。大きさでは負けるかもしれませんが、個人的には、ジンベエザメがゆったりと泳ぐ美ら海水族館は世界一の美しさだと思っています。
沖縄美ら海水族館「黒潮の海」の様子。Barcelonaの”Please Don’t Go”も雰囲気にぴったり。