バンコク・スクンビット地区の4つ星ホテル、シトラス・スクンビット22宿泊記

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シトラス・スクンビット22の室内
先日、タイ・バンコクのスクンビットにあるホテル、シトラス・スクンビット22(Citrus Sukhumvit 22 Bangkok)というホテルに泊まりました。2008年オープンの比較的新しいホテルで、料金、設備、立地など総合的に見てかなりコストパフォーマンスが高いホテルだったので紹介したいと思います。

ロケーション

立地はスクンビット・ソイ22を150メートルほど入った右手。

より大きな地図で シトラス・スクンビット22(Citrus Sukhumvit 22 Bangkok) を表示

近くにはバンコク最大級の大型ホテル、インペリアルクイーンズパーク(Imperial Queen’s Park)があって、日本からのツアーでも良く使われています。そのためもあってか、界隈にはレストラン、居酒屋、カフェ、コンビニ、マッサージ店、クリーニング店、屋台、バービア、両替所など旅行者に必要なものが一通り揃っている非常に便利なソイです。

予約

総客室数は90室と小規模で、部屋タイプは、スーペリアキング(31m²)、グランドスーペリアキング(31m²)、デラックスツイン(35m²)、グランドデラックスツイン(35m²)の全4種類。

今回も予約は、大手ホテル予約サイトのAgoda(アゴダ)を利用し、一番安いスーペリアキングの部屋に1泊朝食付き1,900バーツ(税・サ込み)で泊まることができました。

館内の様子

エントランスは非常に地味で間口も狭いので、注意しないと通り過ぎてしまうような感じです。1階部分は駐車場となっていて、フロントはエレベーターを上がった2階にあります。

より大きな地図で シトラス・スクンビット22(Citrus Sukhumvit 22 Bangkok) を表示

1階に警備員が常駐して入るものの、チェックイン後はフロントを通らずに直接部屋までいけるのは気楽で良かったですね。

2階にはフロントのほか、レストランやロビーラウンジがあり、特に道路に面したラウンジは明るく居心地の良いスペースになっていました。

ロビーラウンジからの眺め
ホテルのロビーラウンジからの眺め

この他館内には、屋上(9階)に小さいながらもスイミングプールやフィットネスが併設されています。

室内の様子

3階より上が客室フロアとなっていて、エレベーターでカードキーを挿し込まないと上がれないシステムになっているのでセキュリティ上も安全です。

スーペリアルームでも31㎡と、十分な広さがあります。室内は落ち着いたトーンのインテリアでまとめられ、結構スタイリッシュな雰囲気です。

室内の様子
ダーク目の照明に、落ち着いた雰囲気の内装。ベッドのマットレスはやや固め。

ライティングデスク
ライティングデスク。

ソファー
ソファー。

全室にフリーWiFi、大型液晶テレビ、バスタブなどを備えています。テレビはサムスン製で、NHKプレミアムの日本語放送も視聴可能。

インターネット接続環境を調べるために試しにスピードを計ってみたところ、1.4Mbpsとまずまずの速度が出ていました。
インターネット接続スピードチェック

ミニバーや無料のコーヒー&紅茶セット、電気ケトル、セーフティボックス、バスローブ、傘、スリッパなど、室内備品も充実しています。

ミニバー
ミニバー。

クローゼット
クローゼット。

セイフティーボックス
セイフティーボックス。

室内の様子
ベッドサイドボード。

バスルームの様子

バスタブとシャワーは同じスペースにあり、シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの2タイプが使えます。拡大鏡、可動式蛇口も装備などもされ、水量、湯温、排水は全く問題ありませんでした。

バスルームの様子

バスルームとベッドルームの間は、最近のブティックホテルなどでは良く見かける、すりガラスのスライディングドアになっています。

バスルームの様子
ベッドルームからバスルームを覗く。

バスルームの様子
水周りは非常に清潔。

バスアメニティ
バスアメニティ類も充実。

朝食

ロビー階にあるレストランが朝食会場となります。

朝食会場ともなる2階のレストラン
朝食会場のレストラン。

ブッフェスタイルで、メニューの品数はそれほど多くは無かったですが、綺麗にレイアウトされ、味もそこそこ良く十分満足のいくレベルでした。早朝5:30から開店し、他のホテルに比べオープン時間が早いのも特徴です。

朝食会場の様子

朝食会場の様子

総評

このホテルを運営しているのは、タイの大手ホテルチェーンのコンパスホスピタリティ(Compass Hospitality)で、今までにも同グループのホテルやサービスアパートには幾つか泊まりましたが、室内の雰囲気はここが一番おしゃれでしたね。

宿泊料金の割りに、室内アメニティや装備が充実しているのも特徴で、使われているベッドや調度品類はセンスが良く、造りがしっかりしているのも気に入りました。また、ロビーや廊下にはアロマキャンドルが灯されているなど、とにかく細かな点にまで気配りがされている感じが伝わってきます。

スタッフの対応も総じて良く、宿泊者による口コミでもかなり高い評価を得ているのも納得がいきました。

マイナス点を挙げるとすると、ホテル周辺は何でも揃う便利な環境なのですが、アソークエリアとプロンポンエリアのちょうど中間地点に位置しているため、公共交通機関の最寄駅までは少し距離があるということぐらいでしょうか。

BTSプロンポン駅、BTSアソーク駅、地下鉄スクンビット駅と、徒歩圏内に3駅があるのですが、いずれも徒歩10~15分程度かかってしまいます。ただし、日中はインペリアクイーンズパークホテル内を通ってベンジャシリ公園を抜けていく裏技というかショートカットも使え、このルートだとプロンポン駅までは7、8分です。

また、ソイ内にはタクシーが頻繁に通っているので、タクシーやバイクタクシーを利用する場合は簡単に捕まえることができます。

今回は1泊5千円台で泊まれたのですが、6~7千円程度ぐらいまでであれば、またバンコクを訪れた際にはぜひ泊まりたいと思えるホテルでした。個人的には先日泊まった、グランデセンターポイント・スクンビット・ターミナル21(宿泊記)よりもこちらの方が好みだったのですが、この辺はまあ個人差があるかと思います。

今年前半には、ソイの入口にホリデイイン・バンコク・スクンビット22(Holiday Inn Bangkok Sukhumvit 22)が開業する予定なので、このエリアもさらに活気付くのではないでしょうか。

空室・料金検索: シトラス・スクンビット22(Citrus Sukhumvit 22 Bangkok)

住所: 14/4 Sukhumvit Soi 22, Bangkok 10110 Thailand
電話: +66 2 261 7711