先日、ミャンマーのヤンゴンにあるホテル、クローバーシティセンターホテル(Clover City Center Hotel)に泊まったので紹介します。
ロケーション
立地はダウンタウンの中心部で、ボージョーアウンサン通りから路地を南へ100メートルほど入った場所になります。
ホテルのある32ストリートは雑然とした雰囲気。右手の建物はトレーダースホテル。
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予約
現在、ヤンゴンでは大小含めたホテル建設が進んできていますが、まだまだ供給が需要に追いついていない感じで、宿泊料金は全体にかなり高めとなっています。
ホテル市場が小さいため需給のバランスが崩れやすく、その分値段の変化が激しいのも特徴で、このホテルもオフシーズンに入った4月後半には一時1泊5,000円程度に値下がりした時があったのですが、そうかと思うと5月には12,000円を越える日もありました。
予約前にはぜひ小まめなチェックをすることをおすすめします。
現状ミャンマーのホテルの取り扱いが一番充実しているAgodaで予約し、結局スーペリアルーム2泊で15,744円、1泊当り7,872円(税・サ込み、朝食無し)となりました。
Agodaのポイントが貯まっていたので25ドル分を利用。
客室
室内は白を基調とした内装で、明るく清潔感があります。スーペリアルームは約17m²ということで日本のビジネスホテル並み。特に横幅が狭く多少圧迫感がありました。デラックスは約20m²で若干余裕があるようです。
今回の部屋は5階でしたが目の前がトレーダースホテルということで、眺望は期待できません。
室内設備として、ソニーの液晶テレビ、冷蔵庫、エアコン、ドライヤー、小型セイフティーボックスを完備しているほか、電気ケトル、無料の水、インスタントコーヒーなども置いてありました。
インターネットは朝や昼間は快適に使えますが、夜になると使う人が多いためか、かなり遅く時々不安定になります。
バスルーム
バスルームはシャワーのみでバスタブはなし。コンパクトな上にトイレとの間にカーテンもないため、多少使いづらかったです。
アメニティ類はシャンプー、ボディソープ、歯ブラシなどと最小限でした。
館内
1階フロントの奥がレストランスペースとなっていて、朝食をとることができます。
今回は朝食無しのプランでしたが、必要であれば当日5ドルで頼むことも可能です。
2日目の朝、試しに頼んで見ましたが、コーヒーを含め正直全く美味しくなくおすすめできません。外に出れば食事をするところはたくさんあるので、あえて食事付きプランで予約する必要はないと思います。
総評
一番の魅力はなんといってもロケーションの良さです。
トレーダースホテルとセントラルホテルの間の路地に位置しているので、タクシーに乗るときにもどちらかのホテル名を言えばよいので簡単です。
ボージョーアウンサンマーケット、スーレーパヤー(パゴダ)、サクラタワー、オープンしたばかりのパークソンデパート(関連記事)などへはいずれも歩いてすぐで、ダウンタウンのまさに中心にあるためどこへ行くにのにも非常に便利です。
スタッフもみんな愛想が良く、こちらの要望にも親切に対応して貰えました。宿泊者は観光・ビジネス半々ぐらいのように見受けられ、日本、タイ人、西欧人など国籍も様々。
昨年オープンしたばかりということもあり館内・客室内共に清潔です。ただ部屋は狭く、内装など造りも安っぽい感じは否めません。口コミにも書かれていますが、私の泊まった部屋にも蟻がでました。
また、部屋のドアにほとんど遮音性がないため、廊下や他の部屋の音が漏れてくるのが気になりましたね。バンコクであれば1泊3,000円台程度のホテルかな、という感じでした。
同じ通りの少し北側には系列のクローバーシティセンタープラスホテル (Clover City Center Plus Hotel)も開業していて、こちらの方が室内の広さや設備は多少上で、値段も少し高くなっています。
まあ色々と細かなマイナス点もを挙げましたが、現状選択肢の多くないヤンゴンの中級ホテルとしては、十分合格点だと思います。
ホテル名: クローバー シティ センター ホテル (Clover City Center Hotel)
住所: No. 217, 32nd Street (Upper Block), Pabedan Township, Yangon, Myanmar
電話: +951 377720