マニラのニノイ・アキノ国際空港ターミナル3内の様子を紹介したいと思います。
利用者からあまり良い評判を聞かない同空港ですが、このターミナル3だけは別で、2008年開業と新しいこともあって明るい雰囲気が特徴。館内施設も一通り揃っています。
現在ここを使用している航空会社は、セブパシフィック航空、ANA、エアアジア・ゼスト(国際線のみ)、フィリピン航空(PALエクスプレスの一部路線)の4社だけですが、来月末までには、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、エミレーツ航空、デルタ航空、KLMオランダ航空が第1ターミナルから移転してくる予定になっています(関連記事)。
それでは下の階から順に見ていきましょう。
1階(到着フロア)
到着ホールにはインフォメーションカウンターや両替所があります。
ATMも。Cirrus、PLUSに対応。
バーガーキング(Burger King)。
荷物預かり所(関連記事)。
3階(出発フロア)
チェックインカウンター。
このフロアにも両替所があります。
空港税支払いカウンターと出国審査。
このフロアで忘れてはならないのが、故ベニグノ・アキノ・ジュニア氏の銅像。
彼の愛称だった「ニノイ・アキノ」が空港名に。
息子のノイノイ(ベニグノ・アキノ3世)氏が現在のフィリピン大統領を務めています。
4階(飲食店・ショップ)
コーヒーショップ、ファストフードチェーン、コンビニ、スパなど、ほとんどのお店がこの4階に集まっています。
ミニストップと中華系ファストフードのディムサム・アンド・ダンプリングス(Dimsum n’ Dumplings)。
北海道ラーメンハウスと書かれたRAKUというお店。
ターミナル1にも支店があるSM健康スパ(SM Kenko Spa)。
中には仮眠・休憩ができるスペースも用意されています(関連記事)。
フィリピン人が大好きなジョリビー(Jollibee)。
4階にある飲食店の中でやっぱりここが一番混んでいました。
コーヒービーン&ティーリーフ(The Coffee Bean & Tea Leaf)。
シアトルズベストコーヒー(Seattle’s Best Coffee)。
ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret)。
この一角だけちょっと高級な雰囲気を漂わせていて、今のところ明らかに浮いた存在。
ミスタードーナツ(Mister Donut)。
セブンイレブン(Seven Eleven)。
ファストフード店並に椅子と机が設置してあり、セブパシフィック航空職員のたまり場となっていました。
ウェンディーズ(Wendy’s)。
ピザチェーンのシェーキーズ(Shakey’s)。「写真を撮るなら俺も入れてくれ」と、従業員。
このほかに、4階にはみやげ物店や衣料品店なども入っています。
空きスペースもまだかなりありますが、今後利用航空会社が増えてくることですし、それに伴ってショップやレストランの数も増加していくのではないかと思います。