台湾各空港の国際線空港税、2015年4月より500台湾ドルに値上げ

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現在、台湾各空港の国際線の空港施設使用料(空港税)は300台湾ドルとなっていますが、来年4月からはこれが500台湾ドルへと値上げされるようです。

台北桃園国際空港出発フロア

チャイナポスト(The China Post)などの現地メディアが交通部民用航空局(CAA)の発言として伝えているもので、それによると台湾における空港施設利用料の改定は27年ぶりとのこと。

そのため他国の主要空港と比べると空港税が割安になっていたことも、今回増額の理由のひとつとしてあるようです。

台北桃園、台北松山、高雄、台中の4空港が対象になりますが、値上げ幅の200台湾ドルは現在のレートで日本円に換算すると約750円ということで結構大きな額ですね。

但し、このところの原油価格の推移をみると、2015年4月発券分からは燃油サーチャージがかなり安くなるか、あるいは廃止となる可能性もあり、航空券代金以外にかかる諸費用全体で考えれば、現在よりも安く済むことにはなりそうです。