タイ南部のプーケット空港に新たに国際線ターミナルがオープンしたことは以前お伝えしましたが(関連記事)、今回利用する機会があったので出発エリアを中心に紹介したいと思います。

国際線ターミナルと国内線ターミナルは距離的には近いものの、現時点では両ターミナルを結ぶ連絡通路はまだ未開通でした。そのため、タクシーなどで空港にアクセスする場合はドライバーに自分がどちらのターミナルを利用するのか伝えることをお忘れなく。

ランドサイド
ますはランドサイド(パブリックエリア)の様子から。
国際線ターミナルは1階がタクシーやバスの乗り場、2階が到着フロア、3階が出発フロア、4階が飲食店・ショップ及び航空会社ラウンジというフロア構成。

両替所・ATMは1~3階の各フロアにありますが、両替所のレートはかなり悪かったためここでの両替は最小限にとどめておきたいところです。

出発フロアにはA~Hまでのチェックインカウンターが設けられています。エントランス側の全面ガラス張り構造を含め、雰囲気的にはバンコクのスワンナプーム空港をコンパクトにしたような感じ。

4階の飲食店・ショップフロアはスペース的にはそれほど広くなく、ランドサイドに出店している店舗は味千ラーメン、バーガーキング(BURGER KING)、タイ・エクスプレス(ThaiExpress)、エアポート・コピティアム(Airport Kopi Tiam)、デイリー・クイーン(Dairy Queen)、ビル・ベントレー・パブ(Bill Bentley Pub)、コーヒー・クラブ(The Coffee Club)など。
唯一タイ料理をメインにしているタイ・エクスプレスもシンガポールからの逆輸入レストランですし、本当の意味でのタイ料理店がないのは残念なところ。

ただ、幾つか空いているスペースがあったため、今後多少は店舗が増えるのではないかと思います。

このフロアにはコンビニ(セブンイレブン)も。商品の値段を見たところ、市中に比べ2~3割増しという品がほとんどでした。

なお、出発フロアである3階にもコーヒーショップや土産物店があります。



エアサイド
ここからはエアサイド(制限エリア)内の様子です。

出国審査を抜けると、免税店が並び、その先が搭乗ゲート。

国際線の搭乗ゲートは9~12、14、15、81、82の全部で8か所。
ランドサイドと同様に、4階が飲食店・ショップフロアになっています。

出店している店舗自体もランドサイドと似たり寄ったりで、やや魅力に乏しいかなというのが正直な感想。
なお、今回自分は利用しませんでしたが、プライオリティパスが使えるコーラルラウンジ(The Coral Executive Lounge)もこの階にあって、時間が余っているときには重宝しそうです。