クアラルンプール国際空港の格安航空会社専用ターミナルKLIA2内に新たにラウンジがオープンしたというので利用してみました。
このラウンジはLCCのエアアジアが作ったもので、正式名称はエアアジア・プレミアム・レッド・ラウンジ(AirAsia Premium Red Lounge)。場所はサテライトビル内になります。
24時間オープンしていて、エアアジアグループのプレミアムフレックスとプレミアムフラットベッドの乗客は無料で利用が可能。その他の乗客(エアアジア以外でも可)もRM79(約2千円)を支払えば誰でも利用することができます。
と言っても、エアアジアグループ以外でKLIA2を使っている航空会社・路線はセブパシフィックのマニラ線とかタイガーエアのシンガポール線とか非常に限られますね。
アクセス方法ですが、出国審査を終えたら、まずは搭乗ゲートPやQの方向へ。
メインビルとサテライトビルを結ぶスカイブリッジ(Skybridge)を進んでいきます。
サテライトビルに入ったらすぐに左側に曲がると、正面に赤いエアアジアの文字が見えてくると思います。そこがラウンジの入口。
受付では搭乗券を確認されます。自分はエアアジア便でしたが通常のエコノミークラスで予約していたため、ここで料金の支払い(現金またはクレジットカード)。Wi-Fiのパスワードもこの時に貰えます。

受付スタッフに、「ブログで使うから写真撮らせてよ」と頼むと、「ちょっと化粧するから待ってて」と笑いながら冗談を言う二人。すごくフレンドリーです。
ラウンジ内の様子ですがスペース的にはそれほど広くはないですね。ただ、いろいろなタイプの席が用意されているのが目につきました。
コンセントは各所に用意されていたため、パソコンでの作業やスマホの充電に困ることはありません。
窓際の席からは駐機場の様子が見渡せました。
特にユニークなのはロフトタイプの休憩スペース。
ラウンジの奥に階段があり、それを上るとこのロフトエリア。ここでは靴を脱ぐことが義務付けられているため、みんな横になってリラックス。出発前に仮眠をとるのにはぴったりのスペースだと思います。

ラウンジの楽しみの一つといえば食事だと思いますが、こちらは現時点ではあまり期待しないほうが良さそうです。
自分が利用した時に提供されていた食べ物は、ピラフ、野菜炒め、魚のピリ辛炒め、サンドウィッチ、ローカルスイーツ(クエ・バカール)だけ。
サラダやフルーツなどは見かけませんでした。
飲み物もアルコール類は無く、コーラ、ミルク、コーヒー、紅茶程度。冷蔵庫内にはコカコーラだけがきれいに、すごくたくさん並んでいたのが印象的。
最後に、ラウンジを入って右手の奥がトイレ・シャワーエリアになっています。
自分はシャワーは利用しませんでしたが、スタッフに頼めば、荷物を保管するロッカーキーやタオルを貸してもらうことができるとのこと(無料)。
以上、ざっと紹介しましたが、このラウンジ内はGoogleストリートビューでも見ることができます。こうして写真を上げておいて言うのもなんですが、Googleストリートビューのほうが全体の様子が掴みやすいと思います。以下よりどうぞ。
klia2内にはプラザプレミアムラウンジもあって、食事などはそちらの方が充実しているため、プライオリティパスを持っている方はわざわざこのラウンジを利用する必要はないでしょうね。ただ、そうでない方であればRM79と言うのはそれほど高くはないのかなと思いました。