先日、バンコクのドンムアン空港からプラトゥーナムまでA3バスを利用したので紹介します。
A3はドンムアン空港と市内中心部のルンピニ公園を結ぶバスで、今年5月から運行を開始。途中、プラトゥーナムやラチャダムリ通りなどを通るルートのため外国人旅行者の利用も多い路線です。
運賃は一律50バーツ。運行時間は午前7時~午後11時まで、運行間隔は30分に1本となっています。
当日は午後5時半過ぎにドンムアン空港ターミナル1(国際線ターミナル)に到着。
6番出口からターミナルの外へ出てバスを待っていると、10分ほどしてA3バスがやってきました。
5分ほど客待ちをした後、午後5時45分に出発。この時、ターミナル1で乗ってきた客は自分を含めて6人でした。
車内にスーツケースなどを置くための専用スペースは特に設けられていませんが、前方は広く空いているため荷物の置き場所には困ることはありません。
次いで隣接するターミナル2(国内線ターミナル)で停車。ここでは25人以上が乗車してきました。ほとんどが地元のタイ人。ターミナル2では12番出口付近が乗り場となっています。
数えたところバスは34人乗りだったのでこの時点でほぼ満席の状態。
ドンムアン空港発のどのバス路線にも言えることですが、ターミナル1→ターミナル2の順序で停車していくため、確実に座りたい場合はターミナル1側のバス停から乗車することをおすすめします。
しばらくして、車掌が運賃の徴収にやってきます。前述のように料金は目的地に限らず50バーツ。
午後5時55分、ターミナル2を出発。すぐに高速(ドンムアン・トールウェイ)に入ります。およそ15分走り、ディンデーンICで一般道へ。
午後6時18分、ディンデーンのバス停。ここから乗り込む人もちらほらと。
午後6時20分、Tポチャナー(T-Pochana)という人気シーフードレストランの向かい側で停車。このバス停からエアポートリンクのラーチャプラロップ駅までは300メートルほど。
エアポートリンクに乗りたいと言っていた西欧人に対して、車掌がここで降りるようにと知らせていました。このバスに限らず、エアポートバスの車掌は英語もある程度でき愛想も良いというのがこれまでに何度か利用した際の印象です。
午後6時23分、今回の目的地であるプラトゥーナムに無事到着。
バス停はインドラリージェントホテルの向かい側。
ターミナル2を出発してからの所要時間は約30分。自分がバスに乗ったターミナル1からだと約40分というところでした。
平日夕方の混んでいる時間帯でしたが思った以上に早く到着できました。プラトゥーナムのラーチャプラロップ通りは通常車両は北方向への一方通行なのですが、バスだけは専用レーンが設けられていて南方向にも走行可能。これが時間短縮の要因の一つとなっています。
そのため、いざ空港を出発してしまえば所要時間はタクシーで行くよりもかえって短いというケースも結構あると思います。
今回はA3バスを利用しましたが、同時期に運行を開始したカオサン通り・王宮広場行きのA4バスについては以下の記事を参考にして下さい。
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