ヤンゴン・ダウンタウン地区の中心部にあるマハバンドゥーラ公園(Maha Bandula Park)。
第一次英緬戦争における英雄の名を取って付けられたこの公園は緑に溢れ、休日ともなると市民が思い思いに時間を過ごす憩いの場となっています。
公園の北西部に建つのが高さ約45mの黄金に輝くスーレー・パヤー(Sule Pagoda)。同じくヤンゴン市内にあるシュエダゴン・パヤーと同様に、ヤンゴン市民の心の拠り所。
公園の中央にはイギリスからの独立を記念して建てられた独立記念塔(Independence Monument)がそびえています。
周囲には植民地時代に建てられたブリティッシュコロニアル様式の建物が点在。
北側に建つ白亜の建築物はヤンゴン市庁舎(Yangon City Hall)。西欧スタイルの本体にビルマスタイルの屋根を組み合わせた折衷様式が特徴。1903年築。
北東角に建つのはAYA銀行。元々は1910年に開業したローエ&カンパニー(Rowe & Company Department)というデパートだった建物。
広場では催し物も頻繁に行われます。
自分が訪れた時もちょうど、My Yangon My Homeというアート&カルチャーイベントを開催中。
学生たちのアート作品が展示されているコーナーもあって、来場者に気に入った作品を投票してもらうというコンテストが行なわれていました。
Tシャツ、カレンダー、ポスターなどの関連商品も販売。
ライブパフォーマンスもあり、こちらも結構な人だかりができていました。
昼から夕方にかけては公園の東側、マハバンドゥーラ・ガーデン・レーン沿いに屋台・露店も立ち並びます。
この日は休日だったこともあって家族連れで訪れている人たちが多かったですね。
自分もローカルに混じって串揚げ屋さんで小腹を満たすことに。
夕方以降、公園一帯はライトアップされ日中とは一味違った雰囲気。気温的にも過ごしやすくなり、夜まで沢山の人たちで溢れていました。
まさに町のへそともいえる場所にあるマハバンドゥーラ公園。ヤンゴンでの街歩きの途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。