バンコクのMRT、混雑緩和のため試験的に一部座席を撤去

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バンコクのMRT(地下鉄)が、本日11月20日から座席の一部を無くした車両を試験的に導入しています。

対象となっているのはブルーライン(MRT Blue Line)の一部車両で、座席数を少なくすることで乗客定員の増加が可能となり、それによって通勤・通学時間帯の混雑緩和が期待されるとのこと。

MRTを運行するバンコク・メトロ社がfacebookページに投稿した画像を見ると、車両中央部の座席が撤去されている様子がわかりますね。

MRTブルーラインはスクンビット、シーロム、フアランポーン駅といったバンコク中心部を走行していて、外国人旅行者の利用も多い路線です。

MRTフアランポーン駅
MRTフアランポーン駅

開業当初はガラガラだった印象のあるMRTですが、現在はBTS(スカイトレイン)同様にバンコク都民にとって欠かせない日常の足として完全に定着。昨年は郊外にパープルライン(MRT Purple Line)が開通しましたし、2019年を目途にブルーラインの延伸区間の工事も完了する予定となっています。