ノックエア、タイ東北部主要2都市を結ぶ路線を開設

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タイの格安航空会社ノックエア(Nok Air)は、2018年1月17日よりウドーンターニー~ウボンラチャターニー線を新たに開設すると発表しています。

ノックエア ウドーンターニー~ウボンラチャターニー線
ノックエアfacebookページより

タイの国内線ではチェンマイ~ウボンのように北部と東北部をダイレクトに結ぶルートはあるものの、東北部の2都市が直接結ばれるのはこれが唯一。運航は水・金・日の週3便で使用機材はボンバルディアQ400(エコノミー86席)。

予定されているフライトスケジュールは以下の通りです。

ウドーンターニー⇔ウボンラチャターニー (2018年1月17日~)
DD9011 UTH11:05 UBP12:05 水・金・日
DD9012 UBP13:00 UTH14:00 水・金・日

現在両都市間を車で移動すると6時間程度はかかるため、ずいぶんと時間の短縮になります。タイでは上記2都市以外にもスラーターニーとかパトゥムターニーなど「ターニー」(ธานี)と付く地名が結構ありますが、これは「街」を意味する言葉です。

これで、ウドーンターニー空港を発着する路線はバンコク(ドンムアン、スワンナプーム)、チェンマイ、プーケット、ハジャイ、ウタパオ(パタヤ)、ウボンの6都市7路線に。一方、ウボンラチャターニー空港発着はバンコク(ドンムアン、スワンナプーム)、チェンマイ、ウタパオ(パタヤ)、ウドーンの4都市5路線に拡大。

ノックエアはタイ・エアアジアやタイ・ライオンエアの勢いに押され、ここ数年は国内線シェアを徐々に減らしているものの、ボンバルディアQ400やATR72といった小型プロペラ機を持っているのは他社に無い強みですね。今回のようにA320やボーイング737で運用するのには需要が足りないという場合でも積極的に路線を開設することが可能になっています。