チャンギ空港、2017年の旅客数が6千万人を突破し過去最高に

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シンガポールの空の玄関口、チャンギ国際空港の2017年の利用者数が過去最高を記録したことが明らかになっています。

シンガポール・チャンギ空港

これまで年間の旅客数が最も多かったのは2016年の約5,870万人でしたが、今年は本日までに6千万人を突破。ターミナルでは記念式典も開かれたとのこと。

Celebrating 60 Million Passengers in 2017 – YouTube

同空港の旅客数が3千万人を超えたのは2004年だったので、この13年間で利用者数が2倍に増加したという計算です。過去10年の推移を見ても前年比割れしたのは2009年の1回だけと順調に増加している様子がわかります。

チャンギ国際空港 年間旅客数の推移(2008年~2017年)
チャンギ国際空港 年間旅客数の推移(2008年~2017年)

昨年時点でのデータでは、チャンギ空港は世界で17番目に利用者の多い空港で、アジアでは北京、羽田、香港、上海(浦東)、広州に次いで6番目。

今年10月末には新たにターミナル4がオープンし、現在4つのターミナルを運用中。年間の総旅客対応能力は約8,200万人となっています。まだ十分余裕はあるものの、既にターミナル5の建設計画も進んでいて、こちらは単体で年間7千万に対応する世界最大規模のターミナルが誕生する予定。

但し建設費も莫大なものとなるため、近い将来チャンギ空港を利用する乗客から費用の一部を徴収するというニュースが先日あったばかりです。

Travellers may have to pay fees to help fund Changi T5 – The Straits Times