先日、カンボジアのプノンペンからタイのバンコクまでバンコクエアウェイズ(Bangkok Airways)のフライトを利用したので紹介します。
午前6時半にストリート172のシルバーリバーホテルを出発。空港まではGrabで向かいます。
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ターミナルに入ったのは午前7時ちょうど。PG928便は午前8時20分発ということでそれほど時間的な余裕はありません。まあプノンペン空港はいつもすいているので大丈夫でしょう。まずは出発案内表示でカウンターを確認。
バンコクエアウェイズのチェックインカウンターは17~19。
実は、当初はまだ乗ったことのない新興のランメイ航空の便を予約しようと思っていたのですが、何となく不安になって結局バンコクエアウェイズを選択。案内を見るとこの日のランメイ航空はフライトキャンセルになっていたので助かりました。
チェックインカウンターには多少行列ができていたものの、17番がウェブチェックイン済みの乗客専用となっていてほとんど待つことなく手続きが完了。
同じ1階にはこの空港に就航している各航空会社のチケットカウンターも並んでいます。
カンボジアではここ数年で参入する航空会社が相次ぎ、その数が一気に増えました。ただ現在国内で稼働中の空港はプノンペン、シェムリアップ、シアヌークビルの3空港のみ。ちょっと過当競争気味な感じがしないでもないですね。
すぐに出発フロアの2階へ向かいます。
出国審査とセキュリティチェックもガラガラですぐに通過できました。制限エリアに入ったのは午前7時15分。
バンコクエアウェイズは就航先の主要空港で専用ラウンジを設けています。タイ国内だけでなく、ここプノンペン空港にももちろん完備。
場所は3階で、プライオリティパスの使えるプラザプレミアムラウンジの隣。エコノミークラスの乗客も無料で利用可能です。
ラウンジ内は思ったよりも広いスペースが取られていました。
置いてあるものはデニッシュやスイーツなどの軽食類とコーヒー、オレンジジュース、ミロといった飲み物。バンコクエアウェイズでは機内食も提供されますし、これで十分ですね。
30分ほどのんびりとしてから再び2階へ降り搭乗ゲートへ。この空港のターミナルは非常にコンパクトなので簡単に移動できます。
飛行機は既に到着済み。本日の機材はエアバスA319型機。
バンコクエアウェイズではこのところプロペラのATR72ばかり乗っていたのでエアバス機は久しぶりです。午前8時少し前に搭乗開始のアナウンスが入ります。
周囲の人の話す言葉を聞いていると乗客はタイ人が多いようでした。バンコクエアウェイズはヨーロッパや中東の航空会社と共同運航をしているのが特徴で、このフライトもエールフランス、ブリティッシュエアウェイズ、エミレーツ、KLM、アエロフロートなどとのコードシェア便。ということで西欧人の姿も結構目立ちました。
搭乗率は7割前後。座席間隔はやや狭いかなという印象。シートもちょっとくたびれていて経年劣化を感じます。
座席のアームレスト部分に取り付けられているオーディオシステムが外れていてこんな無残な状態でした。
離陸前にタイの出入国カードとウエットティッシュが配られます。出入国カードは昨年末から新しい書式のものに変更されていて、手にするのは今回が初めて。
といっても記入する内容は以前のものと大きく変わっているわけではないため特に困ることはないと思います。
機内誌に機材一覧が掲載されていました。エアバスA319(14機)、エアバスA320(9機)、ATR72-500(6機)、ATR72-600(9機)の計4機種というラインアップ。数から言えば今乗っているA319型機が一番多いということになりますね。
出発はほぼ定刻通り。水平飛行後、客室乗務員たちが機内食を配り始めます。今回搭乗したプノンペン~バンコク間というのは国際線ではあるものの距離的に短いためサンドウィッチ程度かなと思っていましたが、きちんとホットミールが提供されました。
バンコクエアウェイズの機内食は味付けがシンプルなものが多く個人的に好み。前夜痛飲していたせいであまり食欲はなかったのですが完食。
フライト時間は実質1時間程度なので本当にあっという間です。最後まで大きな揺れもなく、バンコクのスワンナプーム空港に無事到着。時刻は午前9時40分。タイとカンボジアの間には時差はありません。
「荷物の受け取りはターンテーブル10番です」という案内もあり、こういうのは地味にありがたいです。この時はタラップを使って地上に降り、ターミナルまではバスでの移動。
いつも混雑しているスワンナプーム空港ですが、自分の経験ではドンムアン空港よりはかなりまし。
この日も入国するまでにかかった時間はわずか10分ほど。常にこれくらいだとストレスが無くていいですね。
現在バンコクエアウェイズではバンコク~プノンペン間を1日6往復運航中。セール時などを除くと料金的には高いものの、同区間に就航している航空会社の中では本数的には最も多く、使い勝手という面では1番だと思います。
Bangkok Airways – Asia’s Boutique Airline