プノンペンで配車サービスのGrabを利用しました

シェア

先日、カンボジアのプノンペンで配車サービスのGrab(グラブ)を利用しました。Grabは東南アジア各国に進出していますが、プノンペンでは昨年末にサービスを開始したばかりです。

まずはアプリを立ち上げ乗車場所と行き先を設定。今回は宿泊していたストリート172のシルバーリバーホテル(Silver River Hotel)からプノンペン空港まで乗車します。

検索画面
検索画面

この時既に料金が表示されます。乗用車を配車するJustGrabとバイクを配車するGrabBikeの2種類から選択が可能。2018年3月時点での料金はそれぞれ以下のようになっています。

JustGrab

基本料金: 3,000リエル
距離料金: 1km当たり2,500リエル
(最低料金は6,000リエル)

GrabBike

基本料金: 1,500リエル
距離料金: 1km当たり1,000リエル
(最低料金は2,500リエル)

乗用車でも1キロ当たり70円程度なので非常にリーズナブルです。BOOKを押し、配車を予約。

検索中
検索中

すぐに配車される車が決定。この時ドライバーの名前、車種、ナンバープレートなどの情報も表示されます。

配車が決定
配車が決定

表示通り5~6分で車(トヨタのカローラ)がホテル前に到着。

乗車

プノンペンでは実はUber(ウーバー)の方が先に進出していたのですが、つい数日前の3月25日に同社は東南アジア市場からの撤退を表明。8か国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア)の事業はGrabに売却されることが決まりました。

A New Future for Uber and Grab in Southeast Asia | Uber Newsroom

ただ、カンボジアではこれ以外にも以下のような地場系の配車アプリが次々と誕生しているため、Uber撤退後もGrabを含め依然競争は激しいと思います。

PassApp Taxi: https://www.facebook.com/passapptaxis/
iTumo: https://www.facebook.com/itsumotaxi/
CamGo: https://www.facebook.com/CamGoAsia/
Exnet Taxi Cambodia: https://www.facebook.com/exnet.taxicambodia/

ドライバーによっては複数のサービスに登録しているというケースも多いようで、今回の運転手もGrabだけでなくPassApp Taxiも兼用していました。

プノンペン市内を走行中

朝の通勤時間帯ということで道路は多少混雑していましたが、約30分で空港に到着。

プノンペン国際空港
プノンペン国際空港

料金の支払いはクレジットカードを選択していたのでドライバーとの現金のやり取りも必要ありませんでした。

ターミナル入口
ターミナル入口

プノンペンでも徐々にメーター制のタクシーは増えてきたものの、市内交通としてはまだまだトゥクトゥクやバイクタクシーが一般的です。Grabであれば交渉する必要もなく、またぼられる心配もないということで初めてプノンペンを訪れるという方にとっても使いやすい移動手段ではないかと思います。

Grab Cambodia

関連記事プノンペンでメーター制トゥクトゥクを利用してみました