先日、バンコクの安宿街として知られるカオサン地区からスワンナプーム空港までS1系統のエアポートバスを利用したので紹介します。

カオサン最寄りのバス停はチャクラポン通りにあってランブトリ通りとの交差点近く。ワット・チャナソンクラームというお寺からもすぐの場所です。

目印は最近オープンしたばかりのカフェ・アマゾン(Cafe Amazon)。
S1バスの運行時間は午前6時~午後9時まで(スワンナプーム空港発は午後8時の便が最終)。所要時間は約1時間とのことですが、スムーズに行けばこれより早く着くでしょうし、渋滞が酷ければもう少しかかることになります。

注意点としては、このバス停があるチャクラポン通りは一方通行のため、空港発のバスも空港へ行くバスも同じ方向から来るということです。バックパッカーなど乗客が降りて来るようであれば空港発のバスですが、どちらかわからなければ車内にいる車掌やドライバーに尋ねましょう。
今回自分が利用した時もまずやってきたのは空港発のバスでした。車掌に聞いたら乗っていいとのこと。バス停で待っているよりも涼しいでしょうからさっさと乗り込みます。
ちなみにスワンナプーム空港発のバスは終点はカオサンではなくサナームルアン(王宮前広場)です。バスは一旦サナームルアンで5分ほど停車した後、再出発。時刻は午前7時15分。7時20分に再びチャクラポン通り(カオサン)のバス停に到着。

その後も、高速道路に入るまではバス停が数か所あり、その都度数人ずつ乗ってきました。

7時35分、ヨマラート交差点で高速へ。あとはノンストップで空港に向かうことになります。結局乗客は全部で9人。

途中大きな渋滞もなく、8時5分にスワンナプーム空港に到着。カオサンから空港までの所要時間はちょうど45分。平日の通勤時間帯でしたが思ったほど時間もかからず快適に移動できました。

ルートの大半は高速を走行する路線ため、通常それほど酷い渋滞はないのかなというのが今回実際に利用してみての印象です。さらに、高速に乗る手前のラーンルアン通りはバス専用レーンが設けられているため、出発してしまえばタクシーより早く空港に着くというケースもあると思います。

但し、運行本数が1時間に1本しかないというのは大きなネックですね。そのため急ぎの場合はおススメできませんが、時間に余裕があって安く空港~カオサン間を移動したいという方にとって便利な方法なのは間違いないでしょう。特に、空港発の便であれば多少遅れても問題はないでしょうし。
なお、空港での乗り場はターミナル1階7番出入口付近となっていますのでお間違いなく。