ノックスクートのスクートビズでバンコクへ XW101便搭乗記

先日、成田空港からバンコクのドンムアン空港までノックスクート(NokScoot)のフライトを利用しました。

成田空港
成田空港

同社はスクート(Scoot)と同じグループの航空会社で、名前の通りスクートとタイのノックエア(Nok Air)が共同出資して設立したLCC。スクートがシンガポール籍なのに対してこちらはタイの航空会社という違いがあります。

ノックスクートが初の日本路線となる成田~バンコク線を開設したのは2018年6月。現在これが唯一の日本線でデイリー運航中。

日本ではまだ知名度がほとんどないせいか、運航開始後も断続的にかなり安い航空券が発売されていて、エコノミー席だけでなく上のクラスのスクートビズ(ScootBiz)でも片道2万円程度で購入できることが多くお得感があります。今回自分もこのスクートビズを選んでみました。

同社は成田空港では第2ターミナルを発着。スクートのバンコク便が午前10時発なのに対し、ノックスクートは午後1時55分発とやや遅め。そのため東京近郊であれば余裕を持ってアクセスできます。

当日、東京駅を午前11時に出発したアクセス成田のバスが空港第2ターミナルに着いたのは正午を少し過ぎた頃。

成田空港第2ターミナル
成田空港第2ターミナル

出発案内で確認するとノックスクートはDカウンター。

ターミナル内の様子

同社はWebチェックインには対応していないものの、スクートビズ向けに専用カウンターが設けられていたため手続きはあっという間に完了。

ノックスクートのチェックインカウンター
ノックスクートのチェックインカウンター

スクートビズの特典として受託手荷物は30kg、機内持込手荷物は15kg(最大2個)までOK。飲物付き機内食や座席指定が無料のほか、優先搭乗や手荷物受け取りの優先も受けられるということでレガシーキャリアのビジネスクラスに近いサービスとなっています。

プライオリティタグ
プライオリティタグ

この日の搭乗ゲートは83番。スタッフからは「かなり遠いゲートですので時間にお気をつけ下さい」との注意が。受け取ったボーディングパスに書かれていた搭乗予定時刻は午後1時10分。

サテライトへ
サテライトへ

食事をしたり買い物をしたりして、ゲートについたのは1時20分。搭乗は既に始まっていました。

搭乗開始
搭乗開始

機材はかつてシンガポール航空が使っていたボーイング777-200ER(スクートビズ24席、エコノミー391席)。

ノックスクートのボーイング777-200型機
ノックスクートのボーイング777-200型機

スクートビズの座席配列は2-4-2。これが3列あるため計24席ということになります。この日のフライトではうち18席が埋まっていました。

スクートビズの座席

周囲の人たちの話す言葉を聞いていると乗客のほとんどはタイ人。機内をざっと見渡したところではエコノミー席の搭乗率も7割程度という感じでした。

エコノミークラス
エコノミークラス

エコノミークラスには青色のスタンダードシート(一般座席)のほかに、スーパーシートとストレッチシートと呼ばれる足元スペースの広くなった座席も用意されていて、こちらは黄色に色分けされています。

エコノミークラスの座席

機材は異なるものの、スクートビズの座席間隔は系列スクートとほぼ同様。ただ、リクライニングの角度に関してはこのノックスクートの方が深く倒れるように感じました。

スクートビズの座席
スクートビズの座席

座席の材質は黒のレザー。中古機材のため経年劣化で多少へたっている部分はあったもののまあ許容範囲内。

 座席間隔は広々
座席間隔は広々

左右の座席はやや扇形に配置されている関係で、通路側よりも窓側のほうが若干足元スペースが広くなっていました。一番足元が広々しているのは最前列の中央3席。

 フットレスト付き
フットレスト付き

各座席の下にはユニバーサルタイプのコンセントを完備。日本のAタイプも変換プラグなしで利用できます。スクートと違って機内Wi-Fiは提供されていません。ただ、スクートのWi-Fiも正直使えたレベルではなかったのでこれは特に大きな問題では無いですね。

コンセント

出発前に「フライト時間は5時間45分を予定」とのアナウンス。日本人客室乗務員1人に加え、日本語が出来るタイ人も1名搭乗しているとのこと(復路もノックスクートを利用しましたが、やはり日本人フライトアテンダントが1人乗務していました)。

午後2時ちょうどドアクローズ。2時20分に離陸、2時35分には安定飛行に入ります。ここで、「持ち込んだ食事や飲み物を機内でお召し上がりになることはできません」との注意事項が放送されます。

シートベルトサインが消え、乗務員たちが出入国カードを配りはじめます。以前と異なりタイ人は必要なくなったため、受け取る人はごく僅か。ただ、日本人を含む外国人はこれまで同様提出が必須なので記入をお忘れなく。

タイの出入国カード
タイの出入国カード

午後3時、機内食(スクートビズの場合は無料)の時間。うっかり食事の事前予約をし忘れていたため選択肢は限られます。せっかくならばタイ料理をと、カオナーガイ(醤油煮込み鶏肉ご飯)を選んでみました。

機内食メニュー
機内食メニュー

ご覧の通り、見た目は良くなく量も少な目でしたが味はまあまあ。プリオーダーしておくと豊富なメニューの中から選ぶことができますので是非お忘れなく。

カオナーガイと水

日中のフライトでしたが機内はエアコンがかなり効いていて寒いくらい。思わずまくっていたシャツの袖を戻します。6時間近いフライトなので長袖の上着や羽織りものを機内に持ち込むことをおすすめします。

搭乗したのは7月でしたが、機内誌は4月~6月号のまま
搭乗したのは7月でしたが、機内誌は4月~6月号のまま

食事を終えしばらくすると機内の照明が落とされ、お休みタイム。タイと日本との間には2時間の時差があるのでここで時計の針を戻しておきます。

フライト中の景観

機内が再び明るくなったのはタイ時間の午後4時(日本時間午後6時)。ノックカフェ(軽食)が開始されます。先ほどの機内食では物足りなかったので、ホットドッグとコーヒーを注文しました。

軽食は150バーツ程度
軽食は150バーツ程度
ドリンク類は70バーツ、ビールは120バーツ
ドリンク類は70バーツ、ビールは120バーツ

料金はそれぞれ150バーツと70バーツ。セット割引で10バーツオフになって210バーツ。支払いにはクレジットカードは使えず現金のみ。また、タイバーツ以外は硬貨もダメとのこと。千円札で払ったら返ってきたお釣りは60バーツでした。

コーヒーとホットドッグ
コーヒーとホットドッグ

その後1時間ほどしてシートベルトサインが点灯。着陸態勢に入っていきます。現地時刻の午後6時5分(日本時間午後8時5分)、バンコクのドンムアン空港に無事到着。

気流が安定していたのか、離陸から着陸まで一度も揺れを感じない非常に静かなフライトでした。ここまで揺れなかったのはちょっと記憶にないくらいですね。

ドンムアン空港に到着
ドンムアン空港

バンコクの天候は曇り。但し、直前にかなり強い雨が降ったらしく滑走路やエプロンには水たまりができていました。

6時20分ターミナル内へ。プライオリティタグが付けられていたせいもあって預けていたスーツケースはすぐに出てきました。

また、この日のドンムアン空港の入国審査場は珍しくガラガラで待ち時間はわずか2~3分。最近は1時間程度待たされることもざらだったので、これには感動すらしました(笑)。

エアポートバス乗り場
エアポートバス乗り場

空港から今夜の宿泊先であるカオサン地区まではエアポートバスA4を利用。

車内の様子

バスもすぐに来たため、カオサン通りに着いたのは事前予想よりもずいぶんと早い午後7時40分。順調な旅のスタートとなりました。

撮影機材不具合のため手ぶれ・ピンボケで非常に見づらいですが、この時に撮影した動画も一応形にまとめYouTubeにアップしました。こちらも参考にどうぞ。