アンコールワットの入場券、1日券を選択する旅行者が全体の約7割

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カンボジア・アンコールワットの入場券には1日券、3日券(1週間有効)、7日券(1か月間有効)の3タイプがあります。

アンコールワットのチケット販売窓口
アンコールワットのチケット販売窓口

チケットの販売・管理を行うアンコール・エンタープライズ(Angkor Enterprise)が公表しているデータによると、2018年の年間入場券販売枚数は約259万枚。このうち全体の約68%の人が1日券を購入。3日券を買ったのは約31%、7日券は全体の1%未満でした。

月別で見ると販売数が多いのは乾季に当たる11月~3月で、その中でも特に1月から2月にかけてが最も旅行者が多い時期ということになります。反対に入場者が少ないのは6月、5月、9月の順。



また、乾季の方が3日券を購入する人の割合が多いという傾向があり、5月~10月の雨季は1日券の割合が70%を超えている月がほとんどです。

アンコールワットの入場券の料金は2017年2月に大幅に引き上げられ、現在は1日券は37ドル、3日券は62ドル、7日券は72ドルとなっています。

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チケット購入時や入場時にパスポートは必要ありませんが、アンコール・エンタープライズによると国籍別では中国人が約43%と断トツとのこと。これをみると、「アンコールワット遺跡群を訪れる2人に1人は中国人」と言ってもあながちオーバーな表現ではないということになりますね。

なお、日本人は全体の約4%。昨年はおよそ12万人がアンコールワットを訪れた計算です(この数字には入場が無料となる12歳未満の子供は含まれていません)。

Angkor Enterprise