航空業界に関する研究機関のCAPA(Centre for Aviation)がマレーシア航空市場の最新レポートを公開しています。
それによると、マレーシア国内線における航空会社別のシェアはLCCのエアアジアが60%と他を圧倒。次いでマレーシア航空グループが29%、最後発のマリンドエアが11%という結果になっています。
(※マレーシア航空グループはマレーシア航空、MASウイングス、ファイアフライの3社)
一方、国際線市場もエアアジア(AK)及びエアアジアX(D7)の2社合計で全体の44%を占有。マレーシア航空が18%、マリンドエアは8%でした。
国内線と国際線を合わせた数字ではここ5年間エアアジアグループが年々シェアを伸ばす一方、マレーシア航空は反対に徐々に減少しています。マリンドエアは2013年の運航開始以降、2017年までは順調にシェアが増加していたものの昨年は微減となり一時の勢いもやや停滞しているという状況です。
その他詳細は以下よりどうぞ。
Malaysia aviation: growth slows, profits under pressure | CAPA