タイ民間航空庁(CAAT, Civil Aviation Authority of Thailand)が、タイ国内線における2018年の利用実績を公表しています。
それによると昨年国内線を運航した航空会社は全部で8社あり、最も搭乗者の多かったのはタイ・エアアジア。次いでノックエア、タイ・ライオンエアという順になっています。
ランキングは以下の通り。
タイ国内線における航空会社別シェア
順位 | 航空会社名 | シェア |
---|---|---|
1 | タイ・エアアジア | 32.0% |
2 | ノックエア | 18.6% |
3 | タイ・ライオンエア | 18.1% |
4 | バンコクエアウェイズ | 10.2% |
5 | タイ・スマイル | 8.8% |
6 | タイ国際航空 | 7.4% |
7 | タイ・ベトジェットエア | 4.9% |
8 | ニュージェン・エアウェイズ | 0.03% |
(※出典: The Civil Aviation Authority of Thailand)
全8社のうち格安航空会社は4社(タイ・エアアジア、ノックエア、タイ・ライオンエア、タイ・ベトジェットエア)。
全体に占めるLCCの割合は73.6%ということでタイ国内線利用者のうち4人に3人はLCCを利用しているという計算になりますね。
タイの航空市場はLCC登場前まではタイ国際航空の独壇場という感じでしたが、今では6番目の位置にまで後退。多くの路線を移管したこともあって、国内線利用者はタイ国際航空よりも子会社のタイ・スマイルの方が既に多くなっています。
但し、国際線に関しては依然タイ国際航空の存在感は圧倒的。2番手のタイ・エアアジアの倍以上という大差をつけてトップシェアを誇っています。