タイ民間航空庁(CAAT, The Civil Aviation Authority of Thailand)が国内各空港における昨年1年間の利用者数実績を公表しています。

それによると、年間利用者数が1千万人を超えた空港はスワンナプーム、ドンムアン、プーケット、チェンマイの4空港。100万人以上だったのはこれ以外に10空港ありました。
旅客数順のトップ15は以下の通りとなっています。
タイの空港 旅客数ランキング(2018年)
順位 | 空港名 | 旅客数 | 2017年比 |
---|---|---|---|
1 | スワンナプーム | 63,378,923 | +4.1% |
2 | ドンムアン | 40,758,148 | +6.4% |
3 | プーケット | 18,221,764 | +8.1% |
4 | チェンマイ | 10,989,402 | +7.4% |
5 | ハジャイ | 4,256,106 | -2.5% |
6 | クラビー | 4,193,099 | -3.4% |
7 | ウドンターニー | 2,651,242 | +2.9% |
8 | サムイ | 2,645,762 | +0.5% |
9 | チェンラーイ | 2,867,289 | +14.5% |
10 | スラーターニー | 2,108,289 | -6.2% |
11 | ウタパオ | 1,860,786 | +32.1% |
12 | ウボンラーチャターニー | 1,832,340 | +2.3% |
12 | コーンケーン | 1,819,013 | +6.8% |
13 | ナコーンシータマラート | 1,490,773 | 0 |
15 | トラン | 691,270 | -13.5% |
(出典: タイ民間航空庁)
バンコク2空港(スワンナプーム、ドンムアン)をはじめ、北部及び東北部の空港は比較的順調に利用者数が増えたものの、南部の空港はプーケット以外は伸び悩み2017年比でマイナスを記録した空港が目立ちました。
最も増加率が高かったのはパタヤ郊外のウタパオ空港。一昨年比で3割以上増え、全体の順位も14位から11位まで上昇しています。一時期ほどの勢いはなくなったものの、それでもまだ増加していく余地はあるでしょうからトップ10入りするのも時間の問題だと思います。
なお、今回増加率が二桁を記録したのはこのウタパオ空港とチェンラーイ空港の2空港のみという結果でした。