タイ国鉄は2019年7月1日より東本線のダイヤを改正し、カンボジアとの国境駅であるバーンクロンルック国境駅(สถานีรถไฟด่านพรมแดนบ้านคลองลึก, Ban Klong Luk Border Station)まで延伸することを発表しています。

東本線はこれまでバンコクのフアランポーン駅とアランヤプラテート駅を結んでいましたが、7月以降はフアランポーン駅~バーンクロンルック国境駅という運行体制になります。
1日4本(2往復)というのは変わりは無く、新しい時刻表は以下の通り。
列車番号275
フアランポーン駅発 05:55
アランヤプラテート駅発 11:10
バーンクロンルック国境駅着 11:17
列車番号279
フアランポーン駅発 13:05
アランヤプラテート駅発 17:20
バーンクロンルック国境駅着 17:27
列車番号280
バーンクロンルック国境駅発 06:58
アランヤプラテート駅発 07:05
フアランポーン駅着 12:05
列車番号276
バーンクロンルック国境駅発 13:53
アランヤプラテート駅発 14:00
フアランポーン駅着 19:40
また、車両をアランヤプラテート駅に留置する関係でアランヤプラテート~バーンクロンルック間を運行する新たな列車も運行。
列車番号1035
アランヤプラテート駅発 06:47
バーンクロンルック国境駅着 06:53
列車番号1036
バーンクロンルック国境駅発 17:32
アランヤプラテート駅着 17:38
上記以外の各駅の到着時刻など詳細は以下で確認することができます。
バーンクロンルック国境駅はアランヤプラテート駅から東へ約5.7kmの場所に位置し、カンボジア側のポイペト駅まではわずか1km。陸路国境を越えようという旅行者たちだけでなく、有名なロンクルア市場もあり常に賑わっているエリアです。
これでバンコクとプノンペンを結ぶ鉄道も残すはバーンクロンルック~ポイペト間だけということになりますね。
