タイの格安航空会社ノックエア(Nok Air)は、2019年12月20日より広島とバンコクを結ぶ路線を開設すると明らかにしています。
同系列のノックスクート(NokScoot)は既に日本に就航していますがノックエアによる日本への定期路線開設はこれが初めてとなります。
同社facebookページではタイ人旅行者向けに広島の見どころ・グルメとして広島城、厳島神社、スキー、カキ、お好み焼きを紹介しています。
フライトスケジュールなど詳細はまだ発表されていないものの、運航は水・金・日の週3便で使用機材はボーイング737-800型機(エコノミー189席)を予定。
ノックエアはバンコクのドンムアン空港を拠点とする格安航空会社で現在の保有機材はボーイング737-800型機及びボンバルディアDHC8-Q400の2機種。国際線や国内線基幹路線にはボーイング737-800を用い、国内線の地方路線は主にプロペラ機のQ400を使用。
ノックはタイ語で「鳥」を意味していて各機体も鳥を模したカラフルなカラーリングが施されています。
座席はエコノミークラスのみで、料金タイプはノック・ライト(Nok Lite)、ノック・エクストラ(Nok X-tra)、ノック・マックス(Nok MAX)の3種類。LCCのため一番安いノック・ライトでは受託手荷物は有料となっています。
各タイプ別の特徴は以下の通り。
Lite | X-tra | MAX | |
---|---|---|---|
機内持ち込み手荷物 | 7kg | 7kg | 7kg |
受託手荷物 | 有料 | 無料(20kg) | 無料(20kg) |
機内食 | 有料 | 有料 | 無料 |
座席指定 | 有料 | 無料※ | 無料※ |
(※最前列席や非常口席などのプレミアムシートは有料)
ノック・ライトでもフライト出発24時間前になれば一般座席は無料で選択が可能。また、各クラス共に水のペットボトル1本が無料で提供されます。
プレミアムシートの指定料金は機材により300バーツまたは500バーツ。プレミアムシートを指定した場合、優先チェックイン、優先搭乗、受託手荷物の優先的な取扱いなどの各種サービスも受けられます。
広島~バンコク間の直行便は2009年にバンコクエアウェイズが撤退して以降、実に10年ぶりに復活するということになります。現在のところ競合相手はいませんし、ぜひ長く飛び続けて欲しい路線ですね。