ヘンリー・アンド・パートナーズ(Henley&Partners)によるパスポートランキング(The Henley Passport Index)の最新版が発表され、日本は前回に引き続きトップの座をキープしています。
世界227カ国・地域のうち日本人が事前のビザ(査証)取得無しに入国できるのは190の国と地域。
関連リンク: Henley Passport Index
但し、この数字にはビザは必要でも空港などで到着ビザ(ビザ・オン・アライバル)が取得可能な国やeTA(電子渡航認証)の取得が必要な国も含まれています。
詳しく見てみると、到着ビザが必要なのは41カ国・地域、eTAを必要としているのは9カ国・地域。ということで、純粋に手続き無しに入国が認められているのは140の国と地域ということになります。
アジアに限定してみると、全31カ国・地域のうち事前のビザ取得が必須なのは以下の4カ国(2019年10月3日時点での情報)。
事前のビザ取得が必須
アフガニスタン (Afghanistan)
ブータン (Bhutan)
トルクメニスタン (Turkmenistan)
北朝鮮 (North Korea)
※北朝鮮は外務省が渡航自粛を要請。アフガニスタンには全土に危険度レベル4(退避勧告)が発令されています。
eTAが必要な国は2か国。
eTAが必要
パキスタン (Pakistan)
スリランカ (Sri Lanka)
そして、ビザは必要でも空港や陸路国境などで到着ビザが取得できる国は7か国となっています(国境により取得不可のケースも)。
到着ビザが取得可能
バングラデシュ (Bangladesh)
カンボジア (Cambodia)
インド (India)
モルディブ (Maldives)
ネパール (Nepal)
タジキスタン (Tajikistan)
東ティモール (Timor-Leste)
(出典: Henley Passport Index)
※情報はいずれも2019年10月3日時点でのもの。各国共に入国条件については変更の可能性があるため、渡航前に必ず最新情報を入手することをお忘れなく。