タイでは2020年1月1日よりコンビニやスーパーなどでレジ袋の提供を中止することが決まっていますが、このプログラムに参加する企業はタイ全土で75社、合計店舗数は24,500店に達することが明らかになっています。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン108といったコンビニをはじめ、トップス、ビッグC、テスコロータスなどのスーパーマーケット、さらにセントラル、エンポリアム、伊勢丹などのデパートまで、タイの大手小売店ほぼ全てが参加する大規模なものに。
タイの政府機関では1月1日まで残り何日かを告知するPR活動を毎日行っていてその本気度が伝わってきます。今日(12月4日)であと「28日」。
タイ天然資源・環境省の試算によると、タイでは年間450億枚のポリ袋が使用されていて、そのうち4割はローカルな市場や屋台、3割がデパートやスーパーマーケット、残り3割がそれ以外という割合。バンコクだけでも毎日8,000万枚、一人あたり毎日平均8枚のポリ袋を使っている計算になるとのこと。
既に、今年に入ってからは紙袋やエコバッグに切り替えている店も多く、タイ政府では今回のプログラムを通じて全体の2割に当たる年間90億枚のポリ袋削減を目指しています。
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