チャオプラヤーエクスプレスボート、3月よりエアコン付き新型船を導入

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タイのチャオプラヤー川で運航されている定期船チャオプラヤーエクスプレスボート(Chao Phraya Express Boat)に新たにエアコン付きの高速船が登場します。

チャオプラヤーエクスプレスボート(現行タイプ)
チャオプラヤーエクスプレスボート(現行タイプ)

長さ24メートル、幅7メートルの新型双胴船(定員200人)を用いてノンタブリー県のパークレット(Pak Kret)とバンコク南部のラートブーラナ(Rat Burana)を結ぶもので、サービス開始は2020年3月1日を予定。



運賃は一律50バーツ(約180円)。バンコク中心部ではサトーン船着場、ラーチニー船着場、バンポー船着場、アイコンサイアム船着場、ラーチャウォン船着場、ターチャン船着場、ターティアン船着場、プランノック(ワンラン)船着場などで乗降が可能。始発から終点までの所要時間は約30分と現行のボートに比べ大幅に時間を短縮できる見込みとのこと。

新型船は今年中にまずは4艘を導入。来年以降も年に4~6艘ずつ増やしていき、現行タイプから徐々に切り替え。最終的には40艘を導入する予定です。

運航会社のチャオプラヤーエクスプレスボート社によると、新型船の価格は1艘あたり3,000万バーツ(約1億円)以上と高価なため、それにつれて運賃も値上げすることになると説明しています。

通勤・通学で利用している地元の方にとっては便利で快適にはなるのでしょうが、個人的には、周囲の景観を楽しみつつ風に吹かれながらのんびりとチャオプラヤー川を進むのがこの航路の良さだと思っているので現在の木製ボートが姿を消していくのは残念な気持ちですね。