シンガポールのチャンギ空港(Changi Airport)を管理・運営するチャンギエアポートグループが2019年の運用実績を公表しています。
それによると、同空港の昨年1年間の総旅客数は約6,830万人でこれまで最多だった2018年の6,560万人を超え過去最多を記録。月ごとの数字では12月が最も多く約641万人。特に、12月20日は1日で226,692人が利用したとのこと。
チャンギ空港を出発する路線のうち、旅客数の多い路線トップ10は以下の通りとなっています。
順位 | 都市名 |
---|---|
1 | クアラルンプール |
2 | バンコク(スワンナプーム及びドンムアン) |
3 | ジャカルタ |
4 | 香港 |
5 | デンパサール(バリ) |
6 | マニラ |
7 | 東京(成田及び羽田) |
8 | 台北 |
9 | ホーチミン |
10 | シドニー |
(出典: Changi Airport Group)
過去10年、チャンギ空港は毎年順調に旅客数を増やしていますが、今年は年初からの新型コロナウイルス渦によって中国をはじめとした航空需要の大幅な落ち込みが予想されます。同空港もリーマンショックの影響が残る2009年以来久しぶりに旅客数がマイナスに転じる可能性が高そうです。
Changi Airport handled 68.3 million passengers in 2019