バンコク2空港の国際線旅客数、共に通常の半分以下にまで減少

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バンコクのスワンナプーム空港とドンムアン空港の国際線旅客数が大幅に減少しています。

人もまばらなスワンナプーム空港の出発ホール
人もまばらなスワンナプーム空港の出発ホール

タイ空港公社(Airports of Thailand)及びタイ入国管理局(Thai Immigration Bureau)のデータによると、スワンナプーム空港における昨年2月の外国人・タイ人を合わせた国際線旅客数は1日平均約161,400人(トランジット客を除く)。それが、一昨日(2月26日)の国際線利用者はわずか67,686人で約58%も減少。

一方、ドンムアン空港も昨年2月の国際線旅客数は1日あたり約51,200人なのに対し、2月26日のデータでは22,745人に留まり、こちらもやはり半分以下にまで落ち込んでいます。



世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますので、しばらくはこういった状況が続くものとみられます。

なお、タイを訪れる日本人旅行者は2月半ばまでは1日平均5,000人前後と昨年同期並みで大きな変化は見られなかったものの、さすがに先週末頃からは平均3,000~4,000人と落ち込みが目立つようになりました。

タイ保健省が日本を含む感染拡大地からの旅行者に対する検疫を強化したことを発表したこともあり、日本でもタイへの旅行自粛ムードは急速に広がっている印象で、当面は日本人旅行者数も低迷するのは間違いないでしょうね。