アンコールワット遺跡群のチケット販売・管理を行うアンコール・エンタープライズ(Angkor Enterprise)は、期間限定で入場券の利用可能日数を延長すると発表しています。
新型コロナウイルスなどの影響で旅行者が減少していることを受けての措置で対象期間は2020年6月25日まで。
現在、同遺跡群の入場券(アンコールワットパス)には1日券、3日券、7日券の3タイプがありますが、期間中は利用可能日数がそれぞれ以下のように延長されます。
1日券(37ドル)
利用可能日数: 通常1日⇒2日間
有効期限: 購入日から2日間
3日券(62ドル)
利用可能日数: 通常3日間⇒5日間
有効期限: 購入日から10日間
7日券(72ドル)
利用可能日数: 通常7日間⇒10日間
有効期限: 購入日から1か月間
昨年アンコールワット遺跡群を訪れた外国人観光客は、中国人が大幅に少なくなった影響もあって2018年比で約15%減少。今年に入ってからも下落傾向は続いていて、ピークシーズンに当たる1月のデータでも訪問者は約22万3千人に留まり、昨年同期に比べ5万人近く減り約18%のマイナスとなっています。
入場券の期間延長については以下の公式アナウンスよりどうぞ。
関連リンク: The Implementation of Incentive Policy of Angkor Archaeological Park Pass | Angkor Enterprise