タイ国鉄、乗車券販売枚数を制限 観光列車は運休へ

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タイ国鉄(State Railway of Thailand)では、車内での新型コロナウイルス感染を防止するため3月27日より乗車券の販売枚数を大幅に制限するとともに事前に個人情報の登録を義務付けることなどを発表しています。

タイ国鉄の3等列車
タイ国鉄の3等列車

客車別の販売枚数は以下の通りで各列車共に既定の枚数に達した場合、販売はその時点で終了。増便や客車を増やしたりなどの措置は行わないとのこと。

2等座席車及び3等座席車: 座席数の25%
1等寝台車及び2等寝台車: 座席数の50%

チケット購入時は氏名、ID番号、電話番号、旅行の目的、宿泊先の登録が必須で、各駅では乗車前の検温も実施。体温が37.5度以上ある場合、乗車しないよう勧告されます。



また、バンコクのBTSやMRTと同様にタイ国鉄の駅構内や車内ではマスクの着用が義務付けられるようになっていますのでご注意下さい。

これに加え、バンコク~ナムトックやバンコク~パタヤ~バーンプルータールアンといった週末を中心に運行されていた観光列車は今週より一時運休することもあわせて明らかにしています。

1. カンチャナブリー~ナムトック~カンチャナブリー(列車番号915/916) 3月26日より運休
2. バンコク~ナムトック~バンコク(列車番号909/910) 3月28日より運休
3. バンコク~スワンソン・プラディパット~バンコク(列車番号911/912) 3月28日より運休
4. バンコク~バーンプルータールアン~バンコク(列車番号997/998) 3月28日より運休