タイの航空各社がタイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand, CAAT)に提出した運航計画及び公式サイトの情報よると、タイ籍LCC6社のうちタイ・エアアジア(Thai AirAsia)を除く5社が7月31日までの全便運休を決定しています。
タイ・エアアジアについても7月中の運航再開予定はバンコク~ホーチミン線などごく一部のみで、さらに、現在6月30日までとなっているタイ民間航空局による国際線の乗り入れ禁止措置が解除されることを前提としています。
タイ・エアアジア以外の格安航空会社の現時点(6月20日)での運航計画は以下の通り。
タイ・エアアジアX(Thai AirAsia X)
日本路線及び韓国路線は既に先月の段階で7月31日までの運休が決定。当初7月より運航開始するとしていた中国路線についても今回新たに計画を変更し全便運休に。各路線共に再開は最短でも8月1日以降。
タイ・ライオンエア(Thai Lion Air)
バンコク~ジャカルタ線など一部国際線を7月中に再開する予定で航空券の販売を開始していたものの、こちらも今回計画変更で7月末までの全便運休が決定。
ノックエア(Nok Air)
バンコク発着で広島、ホーチミン、ヤンゴンの3路線を7月より運航する予定だったものの、全便キャンセルに。再開はいずれも最短でも8月1日以降に変更。
タイ・ベトジェットエア(Thai Viet Jet Air)
バンコク発着のダナン、ダラット、カントーなどの路線は7月31日までの運休が決定。再就航は8月以降。
ノックスクート(Nok Scoot)
日本、韓国、中国などへの国際線の7月末までの全面運休を決定。再開は各路線共に最短でも8月1日以降に。
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なお、各社共に8月1日以降の航空券は既に一部販売を開始していますが、実際の再開日や就航路線については今後変更される可能性がありますのでご注意下さい。