タイ、「トラベルバブル」で日本、韓国、中国からの旅行者受け入れを検討

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タイの新型コロナウイルス感染症対策センター(Center for COVID-19 Situation Administration, CCSA)は6月22日に定例会見を行い、その中で、タウィーシン報道官は「トラベルバブル」の枠組みでの一般旅行者の入国制限緩和について、まずは日本、中国、韓国の3か国が対象になると言及しています。

タイのお寺(ワット・ポー)

この3か国はタイと経済的・社会的な繋がりが深く往来する旅行者も多い上に、新型コロナウイルスの感染拡大が一定程度抑制されているとして、現時点では最優先で考えているとのこと。



「トラベルバブル」による制限緩和についてのタウィーシン報道官の発言は以下の動画28分頃から。

また、これに先立つ形で、ビジネス関係者、熟練技術者、配偶者がタイ人の外国人、医療観光客などについては人数制限をしたうえでタイへの入国を認める準備していると発言しています。

Seven groups of foreigners expected to be allowed entry – Nation Thailand

いずれにしても、タイとの「トラベルバブル」実現のためにはタイ政府と日本政府で協議を行ったうえで双方の合意が必要で、一般旅行者がこの枠組みの対象となるまでにはクリアしなければならない課題は多く、まだしばらく時間はかかると思います。