台北・桃園国際空港敷地内に建つエアポートホテル、ノボテル台北桃園国際空港(Novotel Taipei Taoyuan International Airport)に泊まったので紹介します。
アクセス方法
空港ターミナルからホテルまでは無料シャトルバスが運行されています。
所要5~10分程度で、運行時間は午前6時~深夜1:50(ホテル発は午前5時半より)。運行間隔は時間帯により15~30分に1本。また、本数は少ないものの高速鉄道桃園駅~ホテル間にもシャトルバスがあります。
空港とホテルとを結ぶシャトルバス。
乗降場所は、ターミナル1は到着フロアのバス停1番乗り場、ターミナル2は到着フロアのバス停9番乗り場となります。逆に、ホテルから空港へ向かう場合はホテル正面玄関前が乗り場で、この場合必ずフロントで何時発のバスに乗りたいのかを事前に伝えておきましょう。
シャトルバスの時刻表は公式サイト内の交通情報ページに掲載されています。
ターミナル1の案内表示。「Hotel Bus」の表記を目印に。
1番乗り場。
表示を見る限りでは、ノボテル以外に、シティスイートゲート、桃園ホテル、モナークプラザホテルなどもシャトルバスを運行しているようですね。
客室
室内は特別高級感があるわけでもないですが、清潔且つスタイリッシュな雰囲気。
ミニバーなど。
ワーキングデスクは広く、ライトも明るく作業はしやすい。
そのほか室内には、セイフティーボックス、アイロン、体重計、スリッパ、ソーイングセットなども完備しています。
セイフティーボックスとアイロン。
インターネット接続環境もまずまず。速度を測ったところ、下り3.82Mbps。
バスルーム
バスルームも清潔そのもの。バスアメニティ類も一通りそろう。
湯量・湯温・排水なども問題なし。
寝室とバスルームの間はマジックミラーになっていてボタンひとつで切り替えることが可能です。
ボタンを押すとこんな感じ。
トイレはバスルーム外に独立してあります。
ウォシュレットではないものの洗浄機能付き。
館内
ロビーフロアは吹き抜けで非常に明るく開放感があります。
エントランス付近。
ロビー。
館内飲食施設としては、ノボテルではおなじみのスクエアをはじめ、上海料理レストラン、バー、デリなどを併設。
ロビー奥にある「Qバー」。
フィットネスジムは24時間オープン。本格的なマシンが揃い、台数・種類ともにホテル内の施設としてはトップクラスです。
トレーナーも常駐。滑走路を眺めながらランニングすることができる。
ジムからの眺望。
今回自分は利用しなかったのですが、館内に屋内プールもあるようです。
総評
宿泊料金は1泊1万円前後と安くないものの、立地、設備、サービスなどを考慮すると台北のトランジットホテルとしては現状ここがベストの選択だと思います。
桃園空港周辺のホテル数自体が非常に限られる上、前述のように無料シャトルバスを運行しているホテルは多くありません。桃園市内中心部まで行けばある程度安いホテルはあるものの、タクシーを使うとなるとかえって割高になるケースもでてきます。
空港周辺に低価格でこざっぱりとしたホテルができてくれると、台北乗り継ぎで他の都市に向かう場合にもかなり便利になるのですが・・・。
ホテルを一歩出てしまうと周囲には買物や食事をする場所はないため、前もって空港のコンビニで必要なものを買っておくことをおすすめします。
ターミナル1は地下1階にハイライフ(Hi-Life)が、ターミナル2は2階にセブンイレブンが入っていて、それぞれ24時間営業しています。
コンビニのハイライフ。
セブンイレブンのOPEN小將(OPENちゃん)。
もうひとつ、宿泊客の多くが空港からのシャトルバスを利用します。そのため、バスがホテルに着くと一斉にフロントに並ぶことになり、その時は結構な列ができます。今回自分はチェックインまで15分程待たされました。バスを降りたらまずすぐにフロントへ向かうと待ち時間が少なくてすむと思います。
フロント。
ホテル目の前はチャイナエアライン本社。
このノボテルも同社が出資しているようで、意外にも台湾国内のアコー系列のホテルは今のところここが唯一です。
空室・料金検索: ノボテル台北桃園国際空港(Novotel Taipei Taoyuan International Airport)
住所: 桃園県大園郷航站南路1-1号
電話: +886 3 398 0888
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