マレーシア、新型コロナ感染者数15万人以上の国から入国禁止 現時点で23カ国が該当

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マレーシア政府は、9月7日(月)より新型コロナウイルスの感染者数が累計で15万人を超える国からの入国を禁止しています。

クアラルンプール国際空港
クアラルンプール国際空港

マレーシア国籍者以外が対象で、現時点(9月7日)では以下の23カ国が該当。

米国、ブラジル、インド、ロシア、ペルー、コロンビア、南アフリカ、メキシコ、スペイン、アルゼンチン、チリ、イラン、英国、バングラデシュ、サウジアラビア、パキスタン、フランス、トルコ、イタリア、ドイツ、イラク、フィリピン、インドネシア



【新型コロナウイルス】感染者数15万人超の国の国籍者・居住者等の入国拒否(2020年9月4日) | 在マレーシア日本国大使館

なお、日本のこれまでの感染者数は約7万人。現在の感染状況を考えると15万人までは相当時間的な余裕がありますが、上記以外にウクライナ、カナダ、イスラエルなど既に13万人を超えている国もあり、近いうちに入国拒否対象国は増えていくものと思われます。

国内の発生状況など|厚生労働省

国によって人口や検査数は大きく異なるため一律で15万人と線引きをすることは果たして意味があるのか疑問ですし、また経済的な観点からもマイナス面が大きいということで、マレーシア国内からもこの規制に対して反対意見がでているようです。

Malaysia told to reconsider entry ban on citizens of countries with over 150,000 Covid-19 cases – The Edge Markets