格安航空会社のエアアジアXグループが2020年12月期第3四半期決算を発表しています。
それによると、マレーシアのエアアジアX(D7)、タイのタイ・エアアジアX(XJ)、インドネシアのインドネシア・エアアジアX(XT)の3社合計での7月~9月の最終損益は3億840万リンギット(約78億3000万円)の赤字に。1月~9月の累計では11億6300万リンギット(約295億2500万円)の純損失を計上したことが明らかになっています。
同グループはコロナ禍前の昨年同期でも約1億6000万リンギットの赤字経営となっていましたが、現在は3社共に定期路線は全て運休中。運航は帰国用の特別便などに限定されているため、売上高は前年同期の6%未満にまで大幅減少。これによって赤字幅は拡大しています。
なお、同グループでは来年初頭から定期線の運航を再開する計画とのこと。
AirAsia X continues to post losses – The Malaysian Reserve
各社の経営状況など詳細は以下よりどうぞ。
3Q20 Financial Results Statement | AirAsia X Berhad