チェンマイ空港、12月よりターミナル入場時の手荷物検査を廃止 インラインスクリーニング導入

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タイのチェンマイ空港ではこれまでターミナルを入るとすぐにX線による手荷物検査を行っていましたが、12月からはこのシステムを変更し、インラインスクリーニングを試験導入すると明らかにしています。

チェンマイ空港facebookページより
チェンマイ空港facebookページより

変更は12月1日(火)を予定。ターミナル入場時は新型コロナ対策の検温のみで、受託手荷物のチェックは搭乗手続きを行った後に受けることになるため、出入口の混雑緩和及び待ち時間の短縮が期待できます。



なお、機内持ち込み手荷物については制限エリアに入る前にX線検査を受けるのはこれまで通りです。

チェンマイ空港を管理・運営するタイ空港公社(Airports of Thailand: AOT)が本日発表したデータによると、同空港では現在1日当たり120便前後が運航され、10月の国内線乗客数は約46万7千人と昨年同月比7割程度にまで回復。9割以上はタイ人の利用者となっています。

タイではバンコク2空港やプーケット空港などでは既にインラインスクリーニングが導入されていますが、今後は地方空港でも順次同システムを導入する予定とのことです。