シンガポール航空グループは昨年12月の利用実績を公表。シンガポール航空(Singapore Airlines)、シルクエア(SilkAir)、スクート(Scoot)の3社合計での12月の旅客数は85,200人となり、新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年4月以降では最多となったことを明らかにしています。
3社の旅客数内訳は以下の通り。
シンガポール航空 64,600人
シルクエア 9,100人
スクート 11,500人
シンガポール政府による低リスク国・地域を対象とした隔離措置無しでの旅行者受け入れや相互グリーンレーン(ビジネストラック)の開設などによって同グループの旅客数も6月以降は徐々に増加。
昨年4月~12月の3社合計での月別旅客数の推移は以下の通りです。
4月 10,800人
5月 9,600人
6月 17,700人
7月 33,900人
8月 39,800人
9月 42,600人
10月 49,000人
11月 61,400人
12月 85,200人
現在、日本路線ではシンガポール航空が成田(1日1便)、関西(1日1便)、中部(週3便)、福岡(週1便)の4路線を運航しているほか、スクートも台北経由の成田便を開設。
但し、シンガポール航空グループの2019年12月の旅客数は354万人4400人。シンガポール籍の航空会社は国内線が皆無のため他国よりも新型コロナによる渡航制限の影響は大きく、現在の旅客数は依然通常の2~3%に過ぎないことになります。
Monthly operating statistics for Singapore Airlines Group