シンガポール、閉鎖中のチャンギ空港ターミナル4内にワクチン接種センターを開設

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シンガポール政府は、現在一時閉鎖されているチャンギ空港ターミナル4内に新型コロナウイルスのワクチン接種センターを開設。昨日13日より航空会社の乗務員や空港関係者を対象に接種を開始したと明らかにしています。

チャンギ空港ターミナル4
チャンギ空港ターミナル4

COVID-19 VACCINATION CENTRES SET UP TO SUPPORT SINGAPORE’S VACCINATION PROGRAMME | Ministry of Health

同ターミナルは航空便の減少に伴い昨年5月16日より一時閉鎖中。また、ターミナル2も改修のため閉鎖されていて、現在チャンギ空港ではターミナル1及びターミナル3のみが運用されています。

ワクチン接種センターは市内中心部のラッフルズシティコンベンションセンター(Raffles City Convention Centre)内にもオープン。こちらも昨日より船舶関係者などが接種を受けたとのこと。



同国では昨年末より医療従事者らを対象にワクチン接種を開始。今後もワクチンセンターを順次新設し、当初の計画を早め今月末からは高齢者を対象にした接種も開始予定。

なお、現時点でシンガポール政府が認可したワクチンはファイザー・ビオンテック製のみですが、今後はモデルナやシノバックの導入も予定しています。