プーケット、ワクチン接種者を対象に7月から外国人観光客を隔離無しで受け入れ その他の地域は10月から

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タイ政府は今年10月より隔離措置無しでの外国人観光客の受け入れを目指すことを閣議決定していますが、それに先立ち、南部リゾート地のプーケットでは新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した旅行者を対象に7月から島内受け入れを開始すると発表しています。

プーケットのビーチ

本日3月26日に行われた政府の新型コロナ経済状況管理センター(CESA)会議において、観光・スポーツ省の提案したプーケット・サンドボックス(Phuket Sandbox)と名付けられたこの案を承認。

同スキームでの入国者はワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の提示が必須で、プーケット到着時のPCR検査で陰性が証明されればそのまま隔離検疫無しで島内を自由に移動・観光できるようになります。



但し、この案では7月までに地元住民の多くがワクチン接種を受けることを前提としているため、プーケットにおける優先的なワクチン接種計画やワクチンパスポートの国際標準化など導入のための準備期間も必要。実施詳細については来月改めて発表するとのこと。

また、サムイ島(パンガン島及びタオ島を含む)やパタヤなども同様の案を計画していましたが、プーケット以外の地域については隔離無しでの外国人旅行者受け入れは予定通り10月1日からになるとしています。

タイ政府によるアナウンスは以下より(タイ語)。