プーケットの外国人観光客受け入れプログラム、明日7月1日スタート 初日は500人程度が利用予定

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タイ南部リゾート地のプーケットでは明日7月1日(木)からワクチン接種済みの外国人旅行者を隔離無しで受け入れるプーケットサンドボックス(Phuket Sandbox)がスタートします。

パトンビーチ

タイ保健省が定める感染リスク評価で低リスク及び中リスクの国・地域が対象で、ワクチン接種完了後から14日間以上経過、出発前72時間以内のPCR検査で陰性などの条件を満たせば隔離検疫を受けることなくプーケット島内を行動できるようになります。

7月1日はカタール航空(ドーハ発)、エルアル・イスラエル航空(テルアビブ発)、シンガポール航空(シンガポール発)、エティハド航空(アブダビ発)のフライトがプーケットに到着。地元メディアによると初日は合計で約530人が同プログラムで入国し、7月末までに12,000人程度の利用を見込んでいるとのこと。なお、プラユット首相も明日プーケット空港を訪れ式典が行なわれるようです。

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日本は高リスク国に分類されたため現時点では日本からの旅行者はこのプログラムを利用しての入国はできませんが、リストは毎月2回見直しが行われます。

Thailand opens door to Phuket Sandbox for 66 countries – Nation Thailand

現在対象となっているのはヨーロッパ主要国、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど。アジアではシンガポール、ベトナム、台湾、香港、中国、韓国なども含まれているものの、欧州各国と異なりワクチン接種が進んでいないことに加え、帰国後の隔離が必要な国がほとんどのためアジアからの利用者は限定的になると思います。

プーケット・サンドボックスの利用条件など詳細はタイ政府観光庁の以下ページよりどうぞ。

General Information – Phuket Sandbox | Tourism Authority of Thailand